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    イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ

    幸せな記憶が宿る証拠

    「団地のふたり」見て懐かしくなってるところに、地元の団地でイベントが開催さていたのでブラリ。主催者である手紙舎さんの代表や、出展してる友人にも久々会えて楽しかった。

    この団地に40年近く住んでいたのだけど、賃貸だったので家族はもう住んでおらず帰る家はない。けど時々訪れたくなる場所。

    自分が散々遊んだスリバチ公園を楽しそうに走り回る息子。今住んでいる藤沢をとても気に入っているけど、この団地で子育てした未来もなくはなかったなぁと訪れる度に思う。狭さや不便さを超える愛着あるのだ。

    誰の顔色も窺わず、自分の意思を尊重して人生を選んで進んでいるつもりだけど、時に縁やタイミングで、なんとなく流されて辿り着く事ってある。住む場所だけじゃなく、仕事とか人との出会いとか、コントロール出来ない導きみたいなのは確かにあって、波に乗るか見送るかのジャッジは自分でする感じ。

    帰る場所も無いのに、わざわざ訪れたくなる地元があるってことは、幸せな記憶が宿る証拠で、息子にとって藤沢がそうゆう場所になればいいなと思う。今住んでいるマンション既に築50年超えなのでの、息子が今の私と同じ歳の頃には、確実に帰る家はないはずだけど。苦笑

    書き手

    saico34

    saico34

    神奈川県藤沢市/48歳

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