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    イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ

    老いとの上手な付き合い方

    三連休中日。早起きして新年の挨拶に実家へ。お年玉を貰えてご機嫌な息子。話題は専ら父へのスマホレクチャー。LINEのアイコン写真を設定し、写真とスタンプの送り方を教えてあげた。

    父は定年過ぎてか運転免許の教習所に通い、一発合格であっという間にスイスイ乗りこなした。(わたしは怖くて乗りたくないけどw)勉強好きで物覚えは良い印象だったけど、さすがに80を超えるとなかなか浸透しないようだ。特に慣れないスマホ操作などは教えて貰ってその場では覚えられても、翌日にはどのボタンだったかとかわからなくなってしまうらしい。

    「わたし宛のLINEなら間違えても大丈夫だから、練習にいつでも送ってよ」と言うと、「いや、オレなんかもう間違えて大丈夫な人しかやりとりないから。誰に送っても大丈夫だよ。笑笑」と。当然もどかしさはあるだろうけど、諦めるではなく、受け入れて、笑い飛ばして、付き合っていく。老いとの上手な付き合い方を教わった気がした。

    帰りに以前住んで多摩の方へ足を伸ばしてぶらり散歩。すぐ近所に多摩川が流れていて土手が広がり、息子が幼い時に散々遊んだ場所。家族3人ともここが大好きで、用も無いのに実家へ行くのと絡めて年1くらいで訪れている。

    人は平らな石を投げて遊ぶ水切りを、いつまで「やりたい!やりたい!」言うのだろうか。10歳はまだまだ絶賛やりたい期。46歳も誘われればわりと楽しげ。息子はキレて物を投げたりすることはないけど、海や川で石や貝を投げたりするのが昔からとにかくすごーく好きだ。何が楽しいのか、面白さが全くわからない。

    書き手

    saico34

    saico34

    神奈川県藤沢市/48歳

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