妄想は自由だ
ソフィの日記の中にあった、“...
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イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ
2025年3月12日
ただのわたし
自分のことだけ考えて、24時間365日を自分の為に使える期間は人生に於いて案外短い。鎌倉でブランチをしながら、子育て中の友人とそんな話しをした。その後に会った独身の友人も、離れて住む親のことが気がかりと言っていた。
つまり我々ちょうどそうゆう年頃なんだろう。とは言え、母でも妻でも娘でもない、ただのわたしのこともちゃんと考えなきゃだわな。
意識しないと役割をこなすだけで、あっという間に月日が流れていく。それはそれで幸せな事なのかもしれないけど、やっぱりわたしはただのわたしを捨てたくない。こんなふうに思うのは、子育てのステージがまたひとつ変わった証なのか？つまりヒマなのか？
今日は完全オフにした。夫が午後休で息子の夕飯を任せられる日。つまり終電に乗れさえすれば良い通称シンデラの日。とは言え、最近は眠くなってしまうからそこまで遅くなることはないけれど、暗くなってから外にいることがほとんどないので、それだけでちょっと新鮮。日常をちょっと離れることで、はじめて考えられることがある。
書き手
saico34
神奈川県藤沢市／48歳
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