夜の過ごし方
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イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ
2025年4月11日
潜在意識に宿る
今日はどんより雲だけど昨日はご覧の通りの青空で、小学校へ向かう橋から撮った一枚。
マンションの前に広がる公園の先には桜並木があって、その奥には川が流れている。息子は毎年春にはこの景色を眺めて下校する。とは言え、小学生が桜なんかに目もくれていないのは百も承知。でも原風景は潜在意識に宿る。そして、どんな環境で育つかは人格形成に大きく影響するとも思う。
わたしが今も団地が好きで大きな木を見るとホッとするように、息子のそれも伸びやかな景色であって欲しいと願う。完全に自己満足だけどいいとこに住んでるなぁー。
とは言えそのうち「東京で一人暮らしする！」とか言い出したりするんだろう。まぁ、それはそれで楽しみでもある。住まいとして選ぶエリアや街や沿線って、その人らしさが現れるから息子が選ぶ場所はとても興味深い。
そう言えば、昨日夕飯の時に前髪を触りながら「もうちょっと伸ばしたい」と言い出した。そろそろ時期かと、「んじゃ、父ちゃんカットやめて、母ちゃんの行ってる鎌倉の美容院行ってみる？」と聞くと、「うん」と。ギリギリ伸ばしてから行った方が可能性が広がりそうだから、もう切りたいぐらいなんだけど２週間後に予約を取った。
近所のキッズカットを探そうかとも思ったけど、ヘンテコなスポーツ刈りとかされても嫌だし、母ちゃんと一緒に美容院行くとかほんの数年だろうから、その時間を楽しむことにした。
本当に子どもはぐんぐん変わっていく。厄介なこともいっぱいあるけど、その過程を隣で見れるのってやっぱりすごく面白い。
書き手
saico34
神奈川県藤沢市／48歳
©30YEARS ARCADE
