似て非なる
毎年春学期(4~7月)に2つの講義を受け持っていて、大学は同じだけど学部・学科は異なる。今日は水曜日に担当している授業の...
P.S.
ピーエス
2024年9月5日
火曜から審査の対応に追われている。
建築が建築されるためには確認申請という手続きが必要で、その審査担当者という第三者の価値観に設計がさらされて、その倫理観や法解釈のもとで質疑がなされ、これに答えなければならない。その作業の真っ最中、もうまさにその一連の審査が決着しようというタイミングで思いもよらぬ方向から変更がかかり、設計図書の大半を差し替えなければならない状況となり、超特急でこの作業にあたる。
なんとか目処はつき、木曜の昼頃には訂正最終版を提出できそうな状況となった。
弊社顧客の中でも割と古株である岡山の建築家よりぶどうを頂く。最初に頂いたのはボーイが生まれてすぐだった。お祝いに、とのことで当時担当させていただいていた兵庫県たつの市の現場で頂いた。ボーイは予定より5週間早く外界に降りてきてしまったため、当初数週間はNICUに入っており、その後もしばらくは出産した病院に近い妻の実家で過ごしていたため、そのぶどうを携えて実家に行ったのだった。ぶどうはびっくりするくらい大きかったけど、あの頃のボーイはものすごく小さかった。
夕方、受賞の報せ。
弊社で構造設計を担当させていただいた建物が第49回北海道建築奨励賞を頂いた。私はこの案件の直接の担当者では無かったが、嬉しい。ちなみに弊社初の北海道案件でもある。我々構造エンジニアがその構造設計をもってして受賞する機会というのはかなり限られている(というか構造それ自体を評価する機関も賞も少ない)ため、こうした賞に建築家が果敢に応募し、受賞することは大変に励みになる。
ぶどうはとっても美味しかった。