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    自分に帰る

    撮影の仕事はわりといつも “よっしゃぁ、やったるでー!” っと前向きな気持ちで向かうのだけど、今朝は休み明けのかったるさがあって、”めんどくさ、だる〜” の気持ちをなんとか奮い立たせ上野まで行って来た。スカイツリーを遠くからチラ見。いつもよりこなした件数は少ないけど、ま、行っただけで偉かったよ。 (フリーだと誰も褒めてくれないから、自分で自分を褒めます)

    昨日息子のお迎えに逗子に行き、そのまま夕暮れ狙って友人親子と海の家に行った。昼間過ごした懐かしい時間の話を聞いてもらい、その流れで、子育てはもうひと踏ん張りで山を超えて、その後はまた自分に帰っていくみたいな話をした。友人がサラッと口にした “自分に帰る” ってのがすごく腑に落ちた。

    結婚して子どもをつくって育てる。それは全部自分が望んだことだけど、わたしの意志のようで、実は生き物としての本能に近いのかもと思った。捨てきれない自分ぽさはもちろんあるけれど、どこか ”親” っていう仮面を付けてるような気がすることがある。で、それ以前の子ども時代から20代は生き物として一人前になるための成長期。

    っとなると、50代もしくは60代以降にようやく、いざ自分時間! が訪れるのかもしれない。若い時より時間は有限であることを実感しているぶん、本当にやりたいことだけやりたいし、長所短所含めて自分の特性はだいぶ掴めている。人それぞれ全然違う道を進むから、周りと比べたり、世間体とか他者の目を気にせず突き進めそう。あと、それによって何かを成し得なくても別にいい。そこが結構大きなポイントかも。

    とは言え、今のところそれが何かはわからない。息子が巣立つ前にはみつけたい。えー、ちょっと意味のわからない日記になっていますが、自分の中では整理がつきました。はい。そんな日もあります。

    書き手

    saico34

    saico34

    神奈川県藤沢市/48歳

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