砂浜ダッシュ
連休が終わり通常の平日モード。毎朝、だいたい5時か5時半に起きるけど、食洗機の食器を片付けたり、洗濯したり、ゴミ出す準備...
風早草子
カザハヤソウシ
2025年7月22日
連休最終日は、次男高校野球部の「三送会」というイベント。3年生の引退セレモニーだ。
会議室に部員、先生、保護者が集まり、色々思いを話す。3年生はマネージャーを合わせて8人。一人一人が自分の3年間、チームメート、先生、後輩、保護者などへの思いを話す。饒舌な子はあまりいないけど、ボツボツと語る高校生の話はとても興味深くて感動的でもあった。皆それぞれ、色々な思いを持ちながら野球部に入り、様々な悩みや葛藤を抱えながら、最後まで頑張ったわけだ。途中、怪我や病気で練習ができない時期があった選手もいたけど、最後の夏は全員がグランドに立って戦い切ることができたのは何よりだと思う。そして高校生たちのスピーチ、ナチュラルなボケが面白くて、結構爆笑が沸いていた。10年ぶりに3回戦まで進出を果たしたチームなので、基本的にみんな明るい雰囲気なのもある。
そして次男の話。こういう場で彼が長く話すのを聞く機会はあまりないので、とても面白かった。コイツも結構ボケでウケをとるな。(笑)入学してから野球部が丸刈りであることを知り、当初、卓球部に入った次男。妻のプッシュもあって途中で野球部に入ったものの、丸刈りの問題などで嫌な思いも多く味わった。でも今日の挨拶で結果的に野球部に入って良かったと思う、と言っていた。親としてはその言葉だけで何よりだ。野球部のチームメートは割と陽キャでヤンチャ目の子も多い。次男は「野球部に入ってなかったら、しゃべってない人たちだったと思う」と言って笑いをとっていたけど、これほど一緒に戦ってきたら、かけがえのない仲間だろう。
皆で一緒に弁当を食べたあと、午後は3年生対1、2年生の紅白戦。3年チームは投手をやっていなかった選手も1回ずつ登板。エキシビジョン的な試合だけど、3年は皆、肩が強い子ばかりなので、良い球を投げていた。次男はなぜかアンダースローで登板。四球、デッドボール、バント処理ミスでノーアウト満塁のピンチを作っていたが、結局後続を抑えて無失点で切り抜けていた。そして打つ方は、高校時代一度も試合で立っていない左打席で打っていたが、こちらも後輩から簡単にセンター前ヒットを打っていた。最後まで、彼らしいグランドでの姿だった。
紅白戦終了後、おまけのおまけで3年生と保護者の対戦というイベントまで用意されていた。そうと聞いていれば、もう少しまともな格好でくれば良かった。保護者が打席に立ち、息子がマウンドから投げる。お母さん相手に打てるよう緩い球を投げる選手もいたけど、うちは妻は打席に立たず私だけ。次男はワインドアップからガチの速球を投げてきた。紅白戦ではアンダースローで緩い球投げてたのに。(笑)初球、奇跡的にバットに球が当たり後方にファールが飛んだけど、あとはかすりもしなかった。OBの審判が空振りしても「ファール!」と言ってくれるので、5スイングくらいさせてもらったけど、ちょっと無理だな。タイミング合わせるのが精一杯でコースまで見極められない。大きくなったものだ。こちらは奇跡的にバットに当たったところ。
三送会は、朝の9時半開始で親子対決の終了は17時過ぎ。かなりヘトヘトだけど、やり切った感は強い。私の仕事は終わり、双子と次男の野球部も終わり、まだ夏休みが始まったばかりだけど、我が家の夏のクライマックスはすでに完了した感じ。さてこのあとはどう楽しもうか?
神奈川県葉山町/57歳