想像して創造する
昨日お休みをもらっていたので仕事の日にしていたが、私のフロアで出勤しているのは私だけ。なんとなく気も引き締まらない。それ...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年7月24日
「店主からのお知らせ」の「POP UP」の文字に心躍り、既に常設店を構えさせてもらっているにも関わらず「私だったらどんなPOP UPにしようかな〜」と勝手に脳内で企画を考えていた笑 POP UPってどうしてこんなにワクワクするんでしょう、期間限定の特別感と少しの刹那がいいんだろうな。
長男を出産した頃にSNSで出会った「リアルでは会ったことのない“ママ友”」が何人かいるのだが、その中でどういう流れだったか「ZINEをつくろう!」と盛り上がった。みんな小さい子どもを持っていたので、各々が自分のページを作って持ち寄ったものを取りまとめ役の方がまとめてくれた。最終的に3冊くらい作った記憶がある(写真は1冊目)
何冊目だったのか忘れちゃったんだけれど、私はそこに1週間(だったかな?)の日記を掲載したことがあった。その時の日記が「じゃない方日記」みたいなタイトルで、「息子のこと、子育てのことを書かない」という縛りを設けた。この頃の自分はおそらく今よりも色濃く「母初心者」で、自分の頭の中が子育てだけで埋まっていくことを恐れていたんだと思う。私という人間は「息子の母」という一面だけで構築されている訳じゃないんだから、という誰に向けたものかわからないアピールで(今思えばそれは紛れもなく自分自身に向けたアピールだったんだろう)その日記を書いた。
書いた内容はもはやぼんやりとしか覚えていないけれど、新宿駅のホームにいたらなんちゃらかんちゃら〜とか、あの曲を耳にした時に〜とか、まあつまりお察しの通り今三十年商店で書いていることとあんまり変わらない笑 あれはある意味POP UPショップ的な私の日記店だった。
そう思うと日記を書くというのは「母」「会社員」「都民」「女」「アラフォー」などという記号にとらわれない「自分」を形作るものを確認していく作業なのかもしれない。
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