ポップアップ施術所と初めてのニシン一本まんま
昨日はマッサージのおみせ。〈ポップアップ施術所〉という名前で不定期開催している。雨のち晴れさんの画像はちょうどお店の閉店...
王様の耳は
2025年7月25日
昨日は秋田市で開催中の展覧会〈ミネバネ!〉へ。現代美術作家有名どころ、美味しいところをイッキ見出来るような展覧会だった。ちなみにタイトルの「ミネバネ!」は秋田弁で「見なきゃならない!」という意味。
奈良美智とキース・ヘリングの間に挟まれるだんなさん。
まさかこんな所で見れると思わなかった空山基。すごーく素敵だった!
2つの美術館をハシゴして見るスタイルだったのだけど、何かのベストアルバムとかオムニバスみたいな感じだった。
もちろん自分にはよく分からない作品もあったけど、解説を読むことで少しだけそこに近づくことが出来た。解説やタイトル、意味付けってすごく大切なのだと感じた。
誰でもみんな思うことがあって、いろんな葛藤や不条理、感動などの感情は誰でも持っている。それを表現している人だってたーくさんいる。ただ、そこにタイトルを付けたり文章化したり、自分が表現したものを理由付けする“言葉“がすごーーーーーーーーく大事なのだ。
そして、アートは文系のイメージだけど、どんな方法を使うか?どうしたら形にできるか?そのためにどの素材、材料を使うか?などもっともっと細かい部分に落としこまれている気がする。どちらかというと実験とか観察、研究、発明、技術など理系に近いもの。
感情の瞬間の爆発というより、もっとしたたかなものなのではないか、と感じた。「天賦の才能」とかいうのはオマケみたいなものなんじゃないかな?
そう考えたら、私たち自身の中にはアートの種(さまざまな感情)がたくさんあって、日々の生活にある家事や仕事や自分の中のちょっとしたライフハック(←あんまりこの言葉は得意じゃないけど)みたいなものは、すべてアートなんじゃないかという気がしている。
誰だってアーティストになれる可能性を秘めてるんだなーという気づきのある展覧会だった。