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    エフェメラ!

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    「お米とアメリカのダブルミーニング」Tくん

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     

     


     

    「お米とアメリカのダブルミーニング」
    Tくん

     


     

     

    19日の火曜日の晩は異様に酔っ払ってしまった。だから、昨日、20日は二度寝した上にバファリンを飲んで、ギリギリで本屋に出勤することに。頭に鈍痛を抱えたまま仕事する。

    20時に上がるも、ほしばあさみはイシュミナのポッドキャスト収録につき帰りが遅いので、同僚3人で馴染みの酒場へ。迎え酒だ。酔いが回ると怖いので、酒量を抑えつつ、かつ、いつも以上に食事を意識する。

    ぼんやり酔っ払ってきたころ、なんとなく居酒屋のテレビに目をやると、小泉進次郎がなにか喋っている。なにを言っているのかはわからないけれど、たぶん米のことだろう、そう思って「今年の漢字は『米』だ」と思いつきを口にすると(この辺が、ぼんやり酔っ払っていることの証)「アメリカとも掛かりますしね。トランプ関税もあったし」と同僚のTくん。確かに。おそらく日本一はやい「今年の漢字予想」。結果はいかに。(021)

     

     

    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    迎亮太

    迎亮太

    東京都国立市/32歳

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