ざくざく進め、赤い靴下
昨日会った友人に「遅くなったお誕生日プレゼント」と頂いた赤い靴下。サンタさんみたいなカラーリングが可愛くて嬉しい。変わっ...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年8月18日
気怠い月曜日ではあるけれど、今日の私は違う。今日から3日間、息子たちとパパが実家の群馬に帰るのだ。仕事のある私だけ家に残ってお留守番するが、これは子どもたちが産まれてから初めてのことで、自分が出かける時とはまた違う開放感のようなものを感じている(サイコさん、人はこれをパラダイスと呼ぶんですね笑)
終業後何をしようかなと考えていたのだけれど、先日この話を同僚にしたところ、力強く「映画に行こうかなと思っているなら『国宝』を観るべきだ」とプレゼンされた。3時間あるということも聞いており、その長さに少々気乗りしないでいたのだけれど「絶対損しないし、絶対映画館で観た方が良い映画」と思った以上に熱く勧めてくる。じゃあちょうど良い劇場で、ちょうど良い時間があったら観てみようかなと思って調べたところ「TOHOシネマズ日比谷 16時50分」という、場所も時間もドンピシャの回があるではありませんか。
ということで、今日の終業後フリータイムは「国宝」を観ることに決めた(商店内の皆様よりだいぶ遅れての鑑賞です)
母として染みついた癖のようなものは恐ろしく、「万が一直前で息子たちが発熱などしたら行けないから、チケットを取るのはギリギリにしよう」と、結局無事息子たちを見送った朝の通勤電車の中でチケットをとった。全ての予定のすぐ裏側に、自分ではない人間の調子の良し悪しがひっついているのが、この年代の子を持つ母親の宿命。無事に彼らは群馬へと出発したので、晴れてチケットを取る。
鑑賞後。
かなり圧倒されて、フラフラと帰宅。鑑賞前は更にサウナ行っちゃう?洋服でも見ちゃう?と浮かれていたのだが、そんな気持ちもすっかり忘れ、まっすぐ(気持ち的にはかなり蛇行して笑)帰ってきた。
ここまで重たいものを久々に観たかもしれない。良い話かというと、単純にそうとは全く言えない、なんと言ったら良いのかわからない。
映画後に考察ブログとか読むのが結構好きだったりするんだけど、そういえばソフィーさんが又吉の国宝考察動画について書いていたなと思い出す。
又吉は動画の中で「食らった」と話していて「ああ、それだ!」と。私は完全に食らっていた。観て良かった。
追伸
リンクするようにレシーヘンさんの歌舞伎鑑賞日記!しかも息子さんと一緒だなんて素敵です。
追記
今日は敢えて先日母が撮っていた私と息子たちの写真を貼っておく。完全に呆れた笑い顔の私が写っていてリアル。うん、つまりなんだろう、認めたくないけど結構寂しいみたい苦笑
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