#私が退職した本当の理由
雨の日曜日。先日絶好調とか書いていたら、朝起きて腰痛が悪化していて起き上がるのが辛い。数日前から少しバランスが崩れている...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年12月25日
浮かれているイブの渋谷の街。
出勤は今日まで、と宣言して早々に職場離脱。本当は年末年始で1ヶ月くらい休もうと思っていた。山形から帰って年内終了が良かったのだけど、日曜日のコンテスト審査員が余計だった。
9月10月、本当に限界を超えて死力を振り絞って働いてしまった。あのような仕事の仕方は必ずツケが来る。今の立場になると、もはや私の心配なんて誰もしてくれないので、自分の心身のバランス、機嫌は自分で取らないといけない。幸い、裁量は大きいので自分で決めれば、もう冬休みだ。先々、課題や懸案、心配の種は無数にあるのだけど、それは時期が熟し始めたら一気にやっていく。少なくとも年内ではない。
3年前、同じ業務を10月に担当した私の前任者は、ヘトヘトになりながら残務処理などにメドをつけたあと、12月に体調を崩した。当初、子どものウイルス性腸炎がうつったらしい、という話だったが、なかなか体調が戻らなかった。詳しい検査で重篤で深刻な病気を発症していることが判明し、そのまま休職して治療に専念することになった。そのため、私が兼務で彼の業務を引き継いで現在に至る。前任者は結局、1年以上休職して治療に専念したが、回復できず数ヶ月前に退職したと聞いた。業務と病気発症の因果関係は証明できないと思うが、個人的には無関係ではないと思っている。それほどひどい状況が毎回繰り返されてきたからだ。抜本的な体制の見直しが必要、という総括は過去の実施報告に毎回、怨念のように刻まれている。だが、不定期に発生する臨時プロジェクトということもあり、喉元過ぎればなんとやら、で組織的ケアがされないまま現場の惨劇が繰り返されてきた。
弔い合戦をしているつもりはないが、前任者の状況を知る私には、これまでのカオスに終止符を打つ責任がある。茨の道ではあったけど、3年前から状況が劇的に改善したことは間違いない。10月の嵐のようなイベントも、結果的に全国で大きな事故なく乗り切れた。この年になると仕事でもそれなりに背負っているものもあるけど、この一年は結果を形で示せたと思う。自分で言うのもなんだけど、超人的活躍、というやつだ。一年の締めに日記の中で自分で自分を褒めておく。笑。あとは自分の体を壊さないことが超重要。
クリスマスイブのトーさんのミッション、3つ。一個は、双子のクリスマスプレゼントにSwitchLITEなるゲーム機を買ってくるように頼まれた。ちと価格は高いが、半分くらいは自分たちでお金を出すということ。二人は誕生日が12月27日なので、毎年クリスマス兼誕生日という感じ。ビックカメラに在庫があることが分かったので、帰りに買う。そのついでにLED電球。リビングの電球が一個切れた。白熱電球や蛍光灯の時代は年に何度も切れたものを交換していたが、今の家は全てLEDなので、電球買うのは久しぶり。家を建てて8年目だが、これから寿命を迎える電球が徐々に出てくるのか?レジの行列が超長いが、無事、購入。
もう一個は「クリスマスケーキをどこかで買ってきて」という指令。イブの日に予約なしで買えるものなのか、と思いつつ渋谷でヒカリエをのぞく。予約ケーキの受け取り特設コーナーが大々的に設置されている。でも、並んで買える店もちゃんとある。短い店は5人待ちくらい。横浜で買う方が持ち帰るのは楽だけど、45分後の横浜はもっと行列が長い気がするので、渋谷で買うことに。
一応クリスマスなので、少し良いワインのアテみたいなものも買って帰った。でも、妻が今日はクリスマス用のケータリングみたいな仕事で色々作っていたため、エビとブロッコリーのサラダとか、チキンとかラザニアとかが食べ放題。それで満腹の幸せ。メリークリスマス!
神奈川県葉山町/57歳