30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    在宅勤務の模索


    思うところあって、在宅勤務を増やしている。まだリズムがつかめていない。

    やってる仕事は、PCの前に座っていないとできないことは一部に過ぎない。プロジェクトのデザインとかフレーム、そして調整の方法などほとんどは脳内で考えている。だからあまり時も場所も選ばない。むしろ休日にランニングしている時の方が実は仕事が進んでいる。平日にしても、毎日往復2時間も電車に乗っているが、駅まで自転車を漕いだり、電車から景色を見たり、駅から渋谷の街を歩いたり、という動的な風景の変化がイマジネーションを生み出す原動力に長年の習慣でなっているような気がする。

    PCでやるのは、アイデアの電子データ化と、それをメールやチャットで関係者に共有する部分だけかも。

    在宅勤務の場合、子どもたちが学校へ出掛けて、二階の次男の部屋にPCを持って上がってしまうと、もうずっとそのままだ。今朝は雨が降りランニングに行き損ねた。一階では妻が人も呼んで仕事をしており、降りにくい。昼食は妻が一緒に用意してくれたので降りて食べるだけ。考えて見ると、駅まで自転車を漕ぐ、駅の階段を上り下りする、混んだ電車に乗って立つ、というような体を使う動作もほとんどない。これはやはり良くないな、ということで日が沈む前に少し長くランニング。家に戻ってシャワー。この休憩を挟んでまた仕事に。

    仕事は順調に片付いているし、山形と岐阜の担当者ともちゃんと連絡を取りフォローして指示もしている。何の問題もないのだが、まだリズムはつかめていない気がする。ちょっと単調すぎるのか?

    直感的には、もっと別のやり方を考えたり試したりすべきなんだろうなあ、という気がする。まだ模索が必要だ。

    でも、夕日の立石海岸はきれいでよかった。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

    ©30YEARS ARCADE