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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    自分のものを買う日


    昨日は休んだが、今日は渋谷へ。まだ今週はまともに仕事をする気はない。主たる目的は、予約の睡眠時無呼吸症候群クリニックの受診。今回も院長先生からここ3か月のCPAPデータを見て、使用実績が素晴らしい!とほめられる。笑

    今週は出張旅費の精算とか、年末調整の手続きくらい。やらねばならないことは、考えればいくらでもあるが、今週は一切やらないと割り切っている。居室でセンター長から「体は大丈夫ですか?」と明るく声をかけられる。大丈夫なわけがないだろう?とは言わずに、まあまあ、と言葉を濁しておく。常設事務局、専従要員の必要性は初めから強く説明している。今回もすでにそれは様々なチャンネルで上げている。あとは上層部が真剣に汗を流すかどうかなのだが、彼はどうかな?

    職場は早々に切り上げ。今日は自分のものを買おうと決めてきた。毎年、夏が終わり、本格的な寒さが来る前に着るものがない、と同じことを言っている。長袖の薄手のシャツなど。この歳になり、プライベートでどんな服を着るのか?という問いにイメージが湧かず、何の必然性もないのが、根本的原因だ。

    今日は何でもいいのである程度買う、という決意のもと、mont-bell、Colombia、UNIQLOとはしごして服購入。

    続いて靴。

    カジュアルシューズはこの15年ほどずっとkeenを履いている。色々履いてきた中で自分の足に一番合う気がする。しかし、記録を調べると、前回keenを買ったのは2019年?確かに今日履いているkeenは相当な年季もの。keenは昔はmont-bellで売っていたが、今は扱っていない。原宿のオッシュマンズでも扱っていたが、オッシュマンズが原宿になくなった。だが調べると、keenの店舗そのものが原宿にできているので、渋谷から原宿へ歩く。明治通り沿いのkeen店舗、客の8割が外国人という感じ。手早く選んで一足購入。若い女性の店員に「古いモデルを大事に履いてくださっていてありがとうございます♪」と言われた。

    続いては、原宿のナイキショップへ。ランニングシューズはずっとナイキ派。というか、ナイキのペガサスというモデルを履き続けている。アシックスやミズノのシューズを履いたこともあるが、どうもしっくりこず、ナイキ。だが、ナイキのシューズは基本的に幅が狭い。その中でペガサスだけは少し幅広らしい。それなりに走行距離が多くランニングシューズは1年持たないので、1年弱で新しいのを買う。その都度、ペガサスの最新モデルを買っている感じ。それで特に問題はないので、ずっとそうしているのだが、毎度感じるのは、ナイキというブランドの販売方法の一貫性の無さ。

    ペガサスというモデルはずっと作られていて、今回買ったのはペガサス41となる。このペガサス、今回のモデルはナイキショップでしか販売されておらず、ABCマートやスポーツオーソリティでは販売がない。でも40はABCマートで販売されていた。また以前、ナイキショップ限定だったモデルでは、アプリ会員限定商品と言われてその場でアプリをダウンロードしたこともある。今回はそうではないらしい。またペガサスの中で、さらに幅広モデルがあったりなかったり。毎度バラバラ。

    シューズマニアでも、ギアオタクでもないので、まあどうでもいいのですが。

    そういえば、前に買って読んだナイキ創業者の本は面白かった。山っ気たっぷりのこんな創業者の作ったブランドだから、販売方法の一貫性の無さとか、ある程度分かる気もする。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

    ©30YEARS ARCADE