自分のものを買う日
昨日は休んだが、今日は渋谷へ。まだ今週はまともに仕事をする気はない。主たる目的は、予約の睡眠時無呼吸症候群クリニックの受...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年7月30日
真夏に山の中の木が真っ茶色に枯れてしまうナラ枯れという現象。
写真は4年前の8月に佐島に向かうランニングコース途中で撮ったもの。
夏の盛りに突然木が枯れ上がるかなり異様な現象。全国的に問題になっているが、三浦半島も結構ひどくて、特に芦名、大楠山方面は夏に多くの木が枯れていた。葉山に来たのは11年前だが、印象としては拡大傾向で、近年は葉山や逗子でも夏に枯れる木が目についていて、少し心配していた。(以下の写真も2020年8月。秋谷、逗子、芦名、葉山)
ところが、このナラ枯れ、去年の夏は私の行動範囲で、全く発生しなかった。木が枯れる、といった「起きた」現象は気付きやすいが、「起きなかった」ことはなかなか認識しにくい。なので去年ナラ枯れが起きなかったことに気付いたのは秋のはじめになってからだった。
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという昆虫がナラ菌というのを運んで起きるとされている。結構前からずっと全国的に問題になっているが、対策に決め手がないようだ。
なので、今後も続くのだろう、と思っていたが、なぜ去年は起きなかったのか?というのが不思議で、この夏は結構今のうちからフラグを立てて山を見ている。まだこれからかもしれないが、以前ひどかった佐島周辺でも枯れている木はゼロ。先日バイクで大楠山のふもとまで走って見てきたが、枯れている木はなかった。
林野庁の統計を見ると、神奈川県は関東の中でもナラ枯れ被害が大きい県だったが、去年は前年比の7パーセントと被害面積が激減している。今年もこのまま発生しないと鎮静化ということになるのだろうか?
それは結構だが、原因、理由が知りたい。
神奈川県葉山町/57歳