夏の折り返し
立石海岸ではハマカンゾウが咲き始めた。開花期間の長い花で、あちこちでなんだかんや晩秋まで見られるけど、これが咲き始めると...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年6月1日
今日から6月。もう夏だ。
今夜は魚フライにしようとシイラ1匹購入。安かったのでおまけにメジナも。
12ヶ月を春夏秋冬4つに分ければ、6月は完全に夏だ。
今日も妻は仕事目白押しで夕食を任されているので、買う気で魚物色ランニングへGO。
夏らしい色の空、海、山。夏の花アガパンサスもつぼみが出てきている。
今日も練習試合に出かけた高校野球部員は腹を減らして帰ってくるはず。ビールもうまそうだし、今夜は魚フライで。
小魚色々で一箱700円も目を引くが、ちょっと小さい魚もいるので捌く手間も少ない大シイラにする。980円。
南方系、これも夏の魚だろう。癖のない白身で普通においしいが、脂が乗らない魚で淡白。面構えと色のせいで人気がないのか、基本安い。
おまけにメジナも一枚。500円というので思わず買ってしまった。これは刺身に。
2.8キロあったシイラ。身もたっぷり。
フライ用に全部薄切りに。揚げ物って独身時代はほとんどしなかったが、覚えると特にフライは簡単で安い魚が大量に手に入った時の定番になった。シンプルにおいしくて皆よく食べるし、余っても弁当のおかずにしばらく流用できて重宝する。
手早くパン粉を付けるには準備と配置が重要。小麦粉は水で溶くだけ。卵は入れない。別に入れなくても問題を感じないので。身を液に浸けてバットに移すのは全て右手のトング、左手でパン粉を振りかける。指が濡れないのでパン粉が粘りつくことなく作業が進む。このくらいの量なら15分もあれば終わる。
あとは食べる時に揚げるだけ。タルタルソース用に卵を茹でておけば十分。
メジナは1キロ近くある大物。
今日は皮は引かずに松皮造りにすることに。
これは絶対うまいやつだ。
夕方の海で中学生とキャッチボールして風呂入ってから魚を揚げる。
フライが揚がるのを見ながら飲むビールはうまい。呑気に飲んでられるのは、コンロに温度調整機能が付いているからだ。便利なものです。
メジナは九州の甘い醤油を相性が良い気がしたので試してみたが、確かにおいしかった。だが、魚そのものが絶品で、普通の醤油でも味ぽんでも何でもおいしかった。
キャベツの切り方が雑だ。が、中学生と高校生がたくさん食べたので良しとする。
魚を捌く時はハラワタや食べないアラ、ウロコなど、ゴミを完璧に片付けることが重要。魚屋さんのビニール袋は丈夫で厚手で水が漏れないのでゴミ入れにいい。生ゴミの収集は月曜なので水が漏れないように気をつけて冷蔵庫で保管。シンクも入念に洗って魚の気配すら残さないようにする。ここで手を抜くと、妻から「かえって迷惑」と言われ、魚がどんなにおいしくても感謝されない。
神奈川県葉山町/57歳