三送会
連休最終日は、次男高校野球部の「三送会」というイベント。3年生の引退セレモニーだ。 会議室に部員、先生、保護者が集まり、...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年5月25日
ランニング魚屋パトロール。1匹800円の巨大アンコウに少し心動くが、冷静にスルー。ホトトギスが盛んに鳴いているし、佐島水揚げと書いてある850円のカツオを買う。
海岸線を走っても山からホトトギスの声が聞こえるこの季節、定置網にいろいろ掛かるのか、魚屋さんの店先も賑やか。
先週は本マグロの幼魚のメジを買ったが、今週はキハダマグロの幼魚のキメジが並んでいる。この魚もピカピカで格好いい。値段はメジよりさらにお手頃。
二週続けてマグロも芸がないので、今週はカツオ。こちらも1匹850円でお買い得。家で計ったら2.6キロあった。
しかし実は最も心が揺れたのはこの巨大アンコウ。10キロはありそうだが800円!佐島の定置網にポツポツかかるそう。鍋の季節が過ぎてあまり需要がないのか?この時期こんな価格で店頭に並ぶ。
実はこのアンコウ、1年前に一度手を出した。もう少し小さめ7キロほどだったが、さすがに持て余した。台所のシンクで何とか捌いたが、家族で食べ切れる量ではなく、人を呼ぶことになった。そして子どもにはさほど受けず。
ただ捌いたが印象で、この魚はやはり吊るして切った方が楽そう、と感じたため、いつか吊るし切りを試してみたいと思っている。しかし、10キロの魚を吊るせる場所が家の中で思いつかない。そしてこの大きさ・・・自制が働き何とかスルー。しかし800円。肝だけでもそれ以上の価値があると思う。
こちらは去年捌いたアンコウの画像。
基本的に身だけでなく、皮とか胃袋とか、ほとんどすべて食べられるので、バラバラにすればいいだけ。とはいえ、初めてだったので、半日仕事になってしまった。すべての部位は、一回湯通しして鍋に。おいしかったが、子どもにはあまり受けず。そしてやはり人を少々呼んでも食べきれなかった。ただ、あん肝は絶品だった。
驚いたのは胃から大きなトビウオが2匹も出てきたこと。トビウオは深く潜りそうにないからアンコウが浮上してきて食べたのだろうか?あるいは定置網の中で食べたのかもしれない。いずれにしても貪欲で思ったより活発な捕食者らしい。(画像、スプラッターかな?苦手な方には申し訳ない)
というわけで、冷静にカツオを捌いて夕食。たたきとカルパッチョ風。どちらも大変おいしくて好評でした。
神奈川県葉山町/57歳