土の話
新聞の日曜版で特集してた日本の土の話が興味深かった。 日本の土壌が酸性であることくらいは知ってたが、アロフェンとか知らな...
風早草子
カザハヤソウシ
2024年5月23日
洗濯物を干すのに使ってきたIKEAの子供服ハンガー。
お気に入りだったが、我が家での役目はもうおしまい。
買った時は10個で300円くらいだったか?
安いが使いやすくて助けられた。
子供服用のハンガー、色々な種類があるが、洗濯物干すなら、これが一番。(個人の感想)
多くのものは、服が引っかかる切れ込みが付いていたり、掛ける部分が回るようになってたりする。洗濯物をかけたり外したりする時はむしろ邪魔になる。
IKEAのハンガーは余計な切れ込みとかがなく、材質もなめらか。回転しないので服をかける時に向きを整える必要もなく、外す時は袖を引っ張ればツルッと外れる。切れ込みがないから引っ掛からない。片手でOK。ピンチを外すような手間もない。端からどんどんツルツル引っ張って外せる。
さらに適度な幅があるため、物干しの端にまとめて寄せてもハンガー同士が絡まらない。一個ずつ着実に手に取り、サクッと子供服をかけられる。ツルッとしているので子供服の小さい襟から差し込むのもスムーズだ。
その気持ち良さで、洗濯物干しという面倒極まりないルーティンにわずかな「快感」が宿る。
子ども5人で洗い物が多い我が家。小さい頃は特に洗濯物干し業務の効率化は重要課題だった。そのためこのハンガーは事あるごとに追加購入され、気がつけば50本以上が並んでいた。
一番下の双子が赤ちゃんだった頃は何枚ものロンパース、幼稚園児の肌着、小学生のTシャツなど、物干しにずらりとカラフルなハンガーが並んでいた。
だが、双子が中2に達した現在、さすがにこのハンガーで干すものも無くなってきた。小学生から着てる野球のアンダーシャツくらいかな。
別にさびしさは感じないが、このハンガーが大活躍していた頃は少し懐かしい。
が、改めて当時の様子がわかる写真を探してみたが、洗濯物やハンガーは撮ってない。それはそうだ。
あの頃は毎日が絶体絶命で綱渡りみたいな日常、余計なことを考える余裕はなかったから。仕事も、経験の浅い若い部下をたくさん抱えて必死、その一方で、子どもが揃って熱出す、おねしょする、食べ物をこぼす、妻がインフルエンザになる、とか、家の中も正念場が目白押し。ハンガーの写真撮ってる余裕はなかったと思う。そして愉快な被写体が5匹もいるのに、ハンガーにカメラ向けないだろう。
でもこのハンガーの貢献度は高かったと思うので、ここに記録しておきたい。ナイスハンガー、おつかれ。
ハンガーは写ってないが、そんな頃の我が家。散らかってる。でも楽しそう。そう、余裕無くて必死だったけど楽しかった。それは今も一緒ですが。笑
神奈川県葉山町/57歳