social contribution
会社や社会に貢献できる自分の価値や強みについて、働く人の相談にのる機会がある。 どんな話をしようか、前もって考える時間が...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年8月21日
曇り空の予報なので、また船に乗って向かい側の町に行こうとした。チケット売り場では30分前から並んでいたのに、船が到着する時刻になっても窓口に人が居ない… どうやら、窓口と下船乗船を担当するおじさんがワンオペで回せていない様子。
近くのベンチにのんびり座っている夫にWhatsAppで相談。予定変更する?と聞くと「イタリアではクリエイティブさが必要」と言って乗船の列の一番最後に並んで、船着場で乗客に叫んでたワンオペおじさんと交渉。あっさり乗船できた。これは外国人には無理な技だ。
朝の船は満席に近い具合に混んでいた。途中の停船場で夫が電話に出る。そしてわたしに「付いて来て、降りよう。いいことあるから」と言いスタスタと下船する。なに?と思いながら下船したところで「いとこに誘われたから車で移動してランチに行こう」と。え?いま私たち船で移動したんだけど?車ここにはないよ?と言うと、ようやく状況を把握した夫。どうしたらそうなる?本気で回線切れてるような行動に出ることがあって、こっちが焦る。
しかたない、降りたとこのチケット売り場で戻る船の時刻を聞く。この町には窓口が3つもあってすぐに対応してくれた。なぜあの朝の窓口はおじさんワンオペだったのか… 人材配分を間違えていすぎる。1時間後に戻れる船があることがわかり、カフェにピットイン。本を持って来ていて良かった。山口周さんの武器になる哲学を、予定していなかった町のカフェで読んだ。
戻る船から見た空は、夏って感じ。ヨットに乗るソフィを探したけど、ランチタイムだったのか見つからなかった。
無事に車に乗り込み、20分かけて北に向かう。コモ湖の北端にあるColicoという町に、夫のいとこが住んでいる。みんなでランチした。わたしはボンゴレパスタ。
湖の北端は、わたし達が滞在している真ん中へんの町よりも風が強いことが多いらしく、パラセイリングやウィングと呼ばれる蝶々みたいな小さめの羽で浮くようにセイリングする人がたくさんいるそうだ。残念ながら今日は風が無くてビーチはとても空いていて、逆にリラックスできた。
夫のいとこのわんこ。オスだけど自分でおっぱいを吸い続けてビヨンと伸びてる。あれ?メスかな、って一瞬思った。狩りする犬らしいけどめちゃくちゃ穏やかでリードなしで水に入って遊んでくれ〜と吠えてた。
朝に組み立てた予定とは全く違う一日になったけど、そんなことになるのもこの夫の場当たり力のおかげ。フレキシブルというか、なんとかするだけというか。楽しかったから良かった。ほんとは行きたかったMenaggio という反対側の町はまた来年にでも行ってみようかな。
イタリア・ベルガモ/46歳