「多摩地区のライジングスター」Sさん
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
エフェメラ!
エフェメラ!
2025年9月11日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「ほんとうにおかねがぬすまれました」
PLAY! MUSEUM『大どろぼうの家』展
日曜はおとなり立川のPLAY! MUSEUMへ。目当ては『大どろぼうの家』展。盗みに出て留守中の、かの有名な「大どろぼう」の家に来場者が忍び込むという設定で構成されている。家には色んな部屋があって、どろぼうのコレクションや本、健康器具などが飾られている。
これが家の間取り図!
世界の大どろぼうの肖像画コーナーでは、まさかの「映画どろぼう」が!思わず笑ってしまった。
谷川俊太郎の家に忍びこんだどろぼうが、詩を盗んで詩集をつくるという大胆な設定も。谷川俊太郎の訃報にのっかっちゃってないか?!というちょっとしたもやもや感が残る。
大人の来場者が盛り上がっていたのは、「光の蔵」コーナー。大どろぼうの偏愛品やガラクタが展示されている。ここには、販売中止になってしまった「ピンキー」「ミルメーク」などのお菓子類や、あの頃みんなが使っていた「電子辞書」、「MDウォークマン」などの懐かしい商品が。
会場には「盗まれていたかもしれないもの」を短冊状の紙に書いて申告するコーナーも。なぞの大喜利合戦状態。
子どもが書いたと思われる、「ほんとうにおかねがぬすまれました」の文字に釘付けになる。その横には「自由ときぼう」の文字。うん、まったく笑えない。
(041)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...