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    エフェメラ!

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    「不安と期待の波が交互におそってくる」石井勇(MINOU BOOKS)

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     

     


     

    「不安と期待の波が交互におそってくる」
    石井勇(MINOU BOOKS)

     


     

     

    元同僚であり、友人でもある石井くんのお店が10周年だそうだ。石井くんは福岡のうきは市と久留米市で「MINOU BOOKS」という本屋を2店舗やっている。独立してお店を開いて、しかも10年もそれを続けているなんて、本当に尊敬する。10周年を記念し『暮らしの本』というタイトルの書評エッセイ集をつくったと連絡があった。街とともに、その場所に根ざし、「暮らしの本屋」をテーマにしたお店を営みながら「暮らし」の本をつくる。言葉で言うのは簡単だけど、たやすくできることじゃないって知ってる。LINEで「不安と期待の波が交互におそってくる」と言い出す石井くん。あ〜、石井くんはちゃんと自分の人生を生きてるんだな~って嬉しく思った。

    これは、うどんを食べる石井くん。

     

     

    (053)

     

     

    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    ほしばあさみ

    ほしばあさみ

    東京都国立市/42歳

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