30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    島縞

    島縞
    シマシマ

    登場人物の台詞が頭から離れない週末だった

    海秋紗さんの長女さん、餅拾いしたのですねえ。羨ましい。
    この週末は、午前中雨が降るも、夕方にはなんとか持ち直したり、慌ただしい天気でした。雷もゴロゴロ言ってるし。海はいつもより濁っているかもしれませんね。エメラルドグリーンをお見せできなくて残念。でも、思いがけず年に一度の五島のねぶたに遭遇して、餅拾いが体験できたならそれはよかったです!

    今日は朝早くから実家へ向かい、一日お家のなかで過ごした。明日は娘と出かける予定にしているから、なるたけ今日のうちに済ませられることをやってしまおうと思って。

    同じものごとでも、腰がなかなか上がらない時、さくさく進む時、両方あるのはなんでかな。
    気持ちの問題、ってだけでもない気がする。ギリギリまで追い詰められてやってしまえば、はあすっきり!やってよかった、となる。追われずに来たそばから打ち返すモードにそろそろ戻りたい。けれど、この身体が重い感じはもうしばらく続きそう。

    なんとなく、手を付けられずにいるものがある。
    新しいこと、どう進めていいかわからないもの、よく分かっていないもの。向き合おうとすると、足がすくむ。ものごとだけでなく、ひととの交わりもそうかもしれない。

    そんな事を考えていたら、昔旦那さんからかけられたひと言を思い出す。
    どうせ私なんて、と言い訳をして逃げ惑う私に、ずばっと初めて言われたひと言だった。傷つけようとか、マウントとってやろうとかじゃなくて、そこが悪いよ、って本気で思ったら、こちらが傷つくかなとかなんとか考えずに、率直に伝えてくれるひとだった。
    私にはないところで、そういうのを娘に背中で教えてほしかったのだけれどもそれもできないまま。
    そんなに言うなら自分がやってみせろ、ってね。

    思うけれど、思考と体はなかなか思うようにはいかない。

    今日もひたすらアマプラで過去のドラマを流していた。

    怪獣8号、これはアニメだけれども、毎回手に汗握る展開。
    登場人物の葛藤が、身近なひとや自分でも共感できる人間味あふれるものが、ここ何年も人気のあるアニメなんだとか。
    以前は、とうていなれそうもない主人公に、みんな憧れた。こどもは想像力でそこを越えていくけれど、大人になるとそうはいってもね、ってついふた言目には口をついて出てしまうんだ。

    第1部隊小隊長の東雲さんと、キコルちゃんの向き合う姿が、今日はいつまでも目に焼き付いて離れない。
    そして、私の頭の中はシンジよろしく「逃げちゃダメだ」が鳴り響く。

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

    ©30YEARS ARCADE