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    イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ

    まだ30だしまだ40だった

    毎朝カーペットの部屋(子供部屋と寝室)の掃除機と朝食で自分が使った食器(たいていお茶碗とお椀と箸とコップ)を洗うのが息子のお手伝いで、それをやることで毎月のお小遣いを渡している。言わばバイトだ。

    その仕事のテキトーっぷりが目に余る。掃除機はほぼ音を鳴らすだけだし、食器洗いも泡遊びのような日が多々。今朝はお茶碗は洗うのが流石に早過ぎだったから様子を見ると、納豆のヌメヌメが全く取れていないまま、茶碗が水切りカゴに入れられていた…。ないわー。ヌメヌメを本人に触らせてやり直しさせたけど、「触ってもさっきと全然変わらない!」とか言うから、「このサラサラとさっきのヌメヌメの差がわからない人には皿洗いは任せられませんっ!」とバイトを首にした。

    お風呂掃除を子どものお手伝いにしているとよく聞きけど、絶対任せたくないと思う。感覚の差だからどうにもならないことなのか? 子どもはみんなこんなもんなのか? それとも息子の特性か? わからない。そして今のところ”任さない” 以外の解決策が浮かばないのだけど、それは違うと言うことはわかっている。はぁ。。

    来週運動会なので、昨夜練習中の踊り?を頼んでもないのに披露された。「母ちゃん見てて!」と。YouTubeで音を流しカウントに合わせて、めっちゃ真剣に動く。去年の運動会の時に思ったけど、けしてリズム感がいい方ではないがやる気のない子もいる中で、全身全力でやるからキレっキレっで上手に見えた。この調子だと今年も本気でやってくれそうw

    そう、決して全部がテキトーなわけでないのだ。運動会頑張るのは素晴らしいけど、母は皿洗いも真剣にやって欲しいのだよ。けど、さっきカチンときた理由は「触ってもさっきと全然変わらない!」とか言うとこだ。はぁ。。。

    かきぬまさん、思った時が吉日です。えいやっと辞めてしまおう! わたしは意気込みなど全くなく、その昔リーマンショックの頃、行く会社行く会社潰れてこんなんならとフリーになった。

    会社員をやめて最初に思ったことは ”365日、24時間全部自分のものになった” だった。仕事が早く終わっても無駄に就業時間まで会社にいないといけないストレスや、ちゃんと成果を出していても営業途中でサボって買い物とかしてると湧く罪悪感からの解放。これで全部の時間がわたしのもの!と思ったことを今でもはっきり覚えている。

    それから15年以上ゆるゆると無所属でやってきて思う、最大のメリットは誰と仕事をするかを選べることかな。もちろんいいことばかりではなく、産休育休もなく働かなければ収入ゼロだし、しがない業務委託は自分がやらかしたりしなくとも会社の方向転換などであっさり切られたこともある。

    ではなぜ「辞めてしまおう!」と簡単に言うのかといえば、30歳のときは”もう30”と思ったし、40歳のときも”もう40”と思った。けど50歳が見えてきた今、まだ30だしまだ40だったなと思う。つまり興味あるなら一旦フリーになって数年やってみてもしやっぱ違ったって思ったら、また就職すればいい。かきぬまさんの年齢ならそれが余裕でできる!

    因みに今はなぜか “まだ50″と思えている◎ 勢いでダーッと書いてしまい思いのほか長文に。書き始めは息子にイラついていたけど、もうその気持ちはどっかいったな。笑   さてさて、仕事しよ。イシュミナの水曜日だよー。

    書き手

    saico34

    saico34

    神奈川県藤沢市/48歳

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