toba
JR名古屋から出ている「快速みえ」という、二両編成の電車に乗って三重県鳥羽まで。 伊勢方面は、名古屋からなら通常は近鉄を...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年10月11日
昼過ぎに異様な眠気に襲われて、ソファで2時間くらい寝た。寝てしまった、と書こうとして「寝た」にした。「しまった」だとなんだか後悔してるみたいだから。体が必要としていたのだから、寝るのが良かったんだと思う。
土曜日はソフィをカテキズモという教会の子ども会に連れて行く役目があるのだけど、アラームも忘れて寝入ってしまった。これは、しまっただ。少し騒がしい音に、ヤバっと思い出して「送ってかなきゃ」と言ったら、夫が「僕が連れて行って、そのあと一緒にミサも出てくるよ」と。
初めての展開にびっくりしたけど、それよりも寝たかった。夫の家族に向き合う矢印は、明らかに変化してる。いままでなら無視(もしくは気づきもしてない)で、あとから事実に対してわたしを責め立てた。
わたしがそうした態度にイライラして、売り言葉に買い言葉状態が6年ほど続いていたのに、最近では特に買い言葉を言うチャンスがなくなった。なんてストレスフリー。
寒くなってきたからイングリッシュティーを飲み始めたから、眠気を誘ったのかしらん。ロンドンで仕事をしていたとき、各フロアに小さなキッチンエリアがあった。お隣の部では誰かが紅茶を作るときには周りのみんなの分まで作ってた。イギリス人が多いチームはそんな慣習があった。お盆でみんなのコップを運び、この人は砂糖はどれくらい、って覚えてるようだったのをあったかい気持ちで見てたのだったか。わたしのチームはイギリス、フランス、クロアチア、オーストラリア、パキスタンなどの混合チームで、みんな気が向いたら外に出てコーヒーを買ってきて飲んでたのを思い出した。
ブリティッシュにとって紅茶に牛乳はマストで、スキムミルクのでっかいボトルが冷蔵庫には鎮座してたなあ。キッチンエリアでずっとダベってるおばちゃんがいたり。そんなゆるい環境が懐かしい。なんだか、どーでもいい話を誰かとダラダラしたい季節だ。寒くなると、人恋しくなる。
イタリア・ベルガモ/46歳