with thoughts on philosophical dialogue
王様の耳さん、直線距離9,700キロの空からありがとう。風邪の季節ですよね、良くなりますように。 昨日プールでアクアジム...
Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年10月19日
ソフィのカテキズモ(カトリック教会のアクティビティ)で、山に合宿に来ている。
二段ベッドがふたつならんだ4人部屋で、子どもたちがはしゃいでる。大人もみんなで部屋をシェアして、さながらYMCAに来たみたいな感覚になる。
子どもたちは「エモーション」をテーマに意見を交わしながら交流をする活動をしている。小学3年生から中学3年生までが一緒になって取り組む。ソフィは一番小さいからまだ意見らしい意見は言えないけれど、ひとことふたことくらいは何かを言えるようになった。
イタリアの子どもたちは、こうして自分の気持ちや考えたことを、みんなの前で言う経験を積んでいくんだろうなあ。
カテキスタと呼ばれる、ボランティアの先生たちが、それぞれの子どもが気持ちを表現できるようなサポートをしてくれる。そこに、ジャッジはない。この繰り返しで、自分の気持ちに正しいも間違いもなくて、そのまま出していけばいいんだって知るんだな。
近くにある美術館の絵をモチーフにして、描かれている人物の表情から気持ちを予想して話し合うのが面白かった。美術の歴史も交えながら、カテキスタが話をしてくれるのがイタリアらしいと感じた。
イタリア・ベルガモ/46歳