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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

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    土日の合宿の疲れが一気に溜まって、日曜は20時に寝た。YMCAみたいな、初めましての人との部屋シェアはさすがに眠りが浅かった。ソフィはお友達と初めてお泊まりでめちゃくちゃ楽しかったそうだ。よかったよかった。

    わたしは、2日間のイタリア語だけの共同生活に精神を消耗してもうた。でも、参加していた15人の子どもたちも、パパママやボランティアの先生、神父さんも、みんな私のことを異物扱いせずに「そこにいる」っていう環境をくれた。それはすごく嬉しかった。

    日本のことに興味を示して、いつか絶対に行きたい!と言ってくれる子もいたし、お寿司の絵を描いてと言ってくる中学3年生の女子とか。こちらの子はもうすっかり背も高いし体つきも私より頑丈な見た目で、え、まだ13歳なの?って思うくらい大人びている。

    神父さんが子どもたちのために行なったミサのなかで、とても気に入った言葉がある。

    「あなたたちは、何を探しているのですか?」

    これは、私の理解が正しければ、イエスが初めて言った言葉だそうだ。それに対して「あなたはどこに住んでいるの?」と聞いた人にイエスは「ついて来て、そして見てみて」と言ったそう。

    住所を教えるのではなく、一緒に歩もうというメッセージだそうだ。

    ギリギリわかるイタリア語の範囲であのミサを聞きながら、このコミュニティに馴染んで、自分は神を信じていると言い切るソフィが正直うらやましいと思ったのだった。まだ7歳で、絶対的に信じるものがあるという。それってどんな感情なんだろうか。

    ボランティアのお爺さんとお婆さんが用意してくれた食事。30人分のパスタのお鍋は、とっても素朴で、そしてとても温かかった。

    こちらは10杯くらい作れるモカ。レシーヘンちゃんがスペインでゲットしたやつの巨大バージョン。この大きさは、初めて見た!わかりにくいけど、林檎を5つ積み上げたくらいの高さ。

    風早草子さん、Buon compleanno!!

    もう58歳だし。いや何かあるかな?と結構悩んでいる58歳。

    という一節にとてもグッときた。わたしも、もう46歳だし。いや何かあるかな?といつも思って体力消費している。体力がほんとに追いつかない。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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