タローマン
連休中日は渋谷へ。 1年半?くらい前に次男が「タローマン」という岡本太郎の作品をモチーフにした特撮番組?にハマり、そのあ...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年10月25日
雨の一日。
誕生日のメッセージを寄せてくださった方本当にありがとうございます。それなのにさっきとんでもなくダメダメだったバースデー当日の日記をアップしてしまった。笑ってやってください。
あれ、でもなんかわたし去年もそんなようなこと書いてなかったっけ苦笑 ついつい「誕生日だから」ってこの日に期待しすぎなのかもしれないな。日常はそんなに甘くないっすね、浮かれていると日常サイドから「それでもやっていくんだよ」とたしなめられるのかもしれない。
さて昨日発熱の長男は、午前中夫が病院に連れて行ってくれたところ「溶連菌」の検査結果が。家族揃って大人しく家から出ない一日とする。
でも、夕飯の買い物に行く頃、次男に「夜の散歩に行こうよ」と誘ったらすごくノリノリで着いてきてくれた。「夜の散歩って特別だよね!」とただカッパを着て近所を歩いているだけなのに最上級に上機嫌。雨も止んでいる。土曜夜、すれ違うのはワンちゃんのお散歩をしている人くらい。
閉店時間を過ぎた薬局、
真っ暗な八幡宮、
静かに佇む教会。
誰もいない幼稚園の園庭、
いつも賑やかな長男が通う学童(児童館)は、中高生の時間でひっそりとしている、
雨上がりに煌々と光るコンビニの明かりは眩しく、なんとなくよそよそしい。
もっと先もっと先、とずんずん進むものだから、想定よりだいぶ大回りの散歩となる。
たかだか19時過ぎの景色だけど、雨上がりのコンディションが手伝って、深夜に歩いているみたいな雰囲気だった。
家の近くの通りは、まっすぐと伸びる道の向こう側に小さく東京タワーが見える。「つむ、東京タワー見える?」と尋ねると「見える見える、夜に見える東京タワーの明かりって、素敵だよねえ」とまるで私が言いそうなことを次男が言うので笑ってしまう。
ママと同じ歩幅で歩いている、とか、影に映る自分と握手する、とか、夜の明かりの元に見える金木犀のオレンジ色、とかにいちいち足を止めて盛り上がる姿を見て、心の澱が流れていくのを感じた。

寝る前に、プロフィールの数字を変更する。
「東京都目黒区/ 38歳」
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