調略
仕事を「城攻め」とイメージしたことで、新たな発想が湧き方針を修正。連立方程式を同時並行で解いていく、という作戦は、すべて...

風早草子
カザハヤソウシ
2025年10月27日
今日も朝から雨が降る暗い天気。妻はsaki さんのビリヤニ会へ。三十年の方も何人か来るそうな。
留守番の私は悪天候の鬱陶しい気分を吹き飛ばす山本由伸の快投を男子たちとテレビで観戦。それにしても山本由伸、すごいな。これほどチームを勝たせる投手は過去にいただろうか?オリックスの最後の3年、チームは全てリーグ優勝し、自身はずっと投手4冠独占だったし、WBCも五輪も優勝している。そしてアメリカに渡っていきなり去年ワールドシリーズ優勝。まだ27歳。大谷が異次元過ぎてやや霞んでしまうが、山本由伸も十分怪物だ。

昨日の妻のお好み焼き屋さんの食材が余っているので昼食は焼きそば。それを食べていたら雨が上がってきたのでランニングへ。

沿道に多いコセンダングサがたくさんの種を付け始めている。ひっつき虫としては、オナモミよりこれの方が厄介。生えている草むらを歩くと衣類だけでなく、靴紐とかにもびっしり付く。

今日は佐島からの帰り、秋谷の神明社という神社を見学。私がいつも走っている佐島までの国道134号線のコース。葉山町は長者ヶ崎までで、そこから南は横須賀市となる。地名としては秋谷という。神明社はその土地神なのだと思う。秋谷はお祭りが盛んな印象で、この神明社付近で年中お祭りしている気がする。何年も前を通っているけど、これまで神社に上がったことはなかった。参道横の家屋が解体されて入り口が開けたのでなんか参道が目に付き、上がってみようと思った次第。

見学するなら由来とか結構読むタイプ。1331年か。結構古い。鎌倉時代末期、「逃げ上手な若君」の頃だ。若命基盛?誰だ?この名字は知っている。若い命、で「わかめ」と読む。葉山に来て初めて出会った名字だ。子どもの少年野球チームのコーチに若命さんがいた。ラノベの登場人物とかに良さそうな名字?学園アニメの生徒会長役とか。この名字が秋谷あたり、というのは聞いていた。司馬遼太郎の街道をゆく「三浦半島記」でも、秋谷で司馬遼太郎が話を聞いた人物として、若命さんという人が出てくる。どうやらこの辺りの庄屋というか名主みたいな役目を江戸時代も務めていたらしい。でも若命基盛はwikiにもヘッダーがなくてどんな人物かわからなかった。鎌倉時代に名前が出てくるなら、三浦一門の武士ではないかと思うけど、どうなんだろう?

参道を上がったところにあるお社はこじんまりしていたが、色々あって、参拝の順路も示されていた。神殿の裏壁をコツコツ叩く意味はよくわからないけど、受験生3人の我が家、拾えるご利益や福はもれなくいただく必要があるので、言われた通りコツコツ叩いて歩いた。神社は結構高くて海が見える。元はもっと木が刈られて見晴らしよくなっていたのだろう。



家に帰ると中学生は神妙に勉強していた。今日の夕食はとんかつ。実は自分でとんかつを揚げるのは初めて。ここ数年、魚フライとか鶏唐揚げなど、揚げ物も割と作るようになったのだけど、トンカツは何故か自分でやったことがなかった。

最近、オーケーでアメリカ産のロース肉がエコパック、と称して安く売られていて、昨日買った。こういう肉を私はこれまでいつも焼いてトンテキにしていたのだけど、時々、新しいことをやってみないとね。パン粉つけて揚げれば、大丈夫な気もするけど、今日はネットで調べて、筋を切ったり肉を叩いたり、下味付けたり、溶き卵も用意したり、私としては丁寧にやってみた。キャベツはお好み焼きの残り。まあ上手くできたかな。男子はガツガツ食べただけだったけど、バイトから帰った長女に揚げたてを出してやったら、「うまっ!」と言っていたので、トーさんは満足。




今日もボリューミーな日記になってしまった。小学生の日記みたいに、朝起きました、歯を磨きました、みたいに一日のことを全部書こうとは思っていないのだけど、自分が面白かったことはなるべく書ける限り書こうと思っている次第。書ききれないくらい面白いことが多ければ、それはそれでいいことだと思うけど。

神奈川県葉山町/58歳