スペイン語、ランカンカン
毎日、日頃あまり見ることがないスペイン語を目に出来て嬉しい。全然読めないことが悔しいんだけれど、翻訳すれば読める!もしか...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年10月30日

今日は園勤務の日。事務所でパソコンを広げ始業しようとしていたら、男性保育士の◯◯先生から「昨日、職員会議では皆さんにお伝えしたんですが…」と声をかけられる。「この度結婚することになりまして」とのことで、とても嬉しい気持ちになったのだが「△△先生が、◯◯になりますので」と言われ、一瞬かたまる。数秒後に「ええええ!!!!!」とかなりオーバーリアクションで驚いてしまった。なんと園内結婚だった!△△先生も◯◯先生もとても好きな先生なので嬉しい。素敵な夫婦になると思う。
と、幸せな気分になっていたのだが…
その直後に聞いたもうひとつの内容がボディーブローのように苦しい内容だった。
それが、××先生が急に退職されたという内容だったのだが、退職代行を使って退職したんだそうな。退職代行って使う人いるのかな、と思っていたが、こんなに身近に存在していたのか…
先週の金曜までは出勤していたという。週のはじめに退職代行の会社から電話があり「御社で働いている××さんの退職についてご連絡しました」とあったそうだ。今後の手続きに関しては××さん本人には連絡を取らないでください、我々(退職代行会社)に連絡してくださいと伝えられたらしい。
それまで一緒に働いていた同僚や上司に一言の挨拶もなく辞めていったという事実がつらい。やはりどこかで”裏切られた”ような気持ちになることを禁じ得ない。園内にどことなくざらついた空気が流れていた。週に数回しか園に勤務しない私ですらこんな気持ちになるのだから、毎日一緒に働いていた先生方の気持ちを考えるとつらいものがある。
辞めるなとは言わない、だけど共に笑い、共に努力し、なんなら同じ釜の飯(という名の給食)を食べた仲間たちに、最後一言くらいあったって良かったんじゃないのだろうか。
詳しいことはわからない。本人の中に見えない葛藤があったのかもしれない。もともと精神的に不安定なところもあった方だったので、本当に限界だったのかもしれない。でも、最後そういう葛藤を超えて電話でも良いから一言挨拶くらいは…って思ってしまうのは、私の考え方が古いのだろうか。
退職代行サービス、退職したい人にとっては有難いものなのかもしれないが、残された人間にとっては、こんなにもつらいものなんだと知った。
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