10 days to go
イタリアの夏休みも、残すところ10日! まだ、10日。は親のきもち。あと10日だけ!は子どもの気持ちかな。 ソフィは一足...

Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年11月2日

一日中、大雨に降られる日曜日。ずっと家で過ごす。
昼前の小降りを見計らって、外に追い出してしまっているソレとお散歩に。ソフィも来たいというもんだから、傘を持たせて一緒に出たまでは良かったんだけれど、折り返し地点の坂あたりからグズグス言い始めた。仕舞いには傘を差さずにジャケットのフードだけで歩きはじめた。3回ほど「傘を差しなさいっ」と10mくらい先から怒鳴ったけど、無視。なので思い知らせることに。
20分くらい坂道を往復して家に戻ってくると、長靴を履きたくないと言って出た靴も靴下もちろんびちゃびちゃだ。無視した理由を尋ねると「傘がじゃまくさいのを知らなかった」と教えてくれた。そうか、知らなかったんだね、じゃあ次はもうわかるね、と。体験してみて思い知ったみたい。
昼過ぎに、待ちに待ったルナと仔犬用のケージがAmazonから届いた。また小雨になった頃を見計らって届けられたゲートまで取りに行く。結構重くて箱を開けたら頑丈で、これは安心だ。ソレが外側からジャンプしても壊すのは無理だ。
さっそくソフィと一緒に組み立てる。3ステップくらいですぐに立体になった。梱包とアセンブリーまで考え尽くされた製品感が伝わってきた。しかもAmazon second hand で定価55€が20€だった。中古で売られてるけど、実際はたぶん返品商品とか箱の変形や傷くらいなので、わたしはLEGOとかもこのsecond handで買うことがある。良い買い物ができたので満足。
ケージの周りをソフィの本棚やLEGOボックスなどで厳重に囲って、ついにソレを入室させてみた。わたしたちの監視下だと離れているけど、ちょっと目を離すとすぐに隙間から覗きこんでルナに威嚇されてる。何度もしつこく中を見たいソレ。かわいい。
母親のストレスは母子ともに良くない影響を及ぼすので、やはりソレにはしばらくは keep distance でいてもらうか。また今日も厳重警戒に夫が「おー、もういいね。ソレ、見ろ見ろ」とけしかけている。どこまでいっても危機管理ゼロ。と思ってるのはわたしだけかもしれないけど、いまルナの気持ちをわかってあげられるのもわたしだけだ。
ソレはたまに近づきすぎるのを怒られながら、家の中に一緒に居れるのが嬉しいみたい。しばらく我慢させちゃってごめんね、と撫でまくった。カメラを正面から向けると犬も嫌がるので、「勝手に撮るなよ」と思ってるんだろうかね。そんな表情してる。


イタリア・ベルガモ/46歳