ふったりやんだりふんだりけったり
店を営む。午前中に局地的な大雨が降ったり...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年10月29日
こういう日もあるだろう、と自分を慰めながら書く。
今日はことあるごとに仕事がうまくいかなかった。立て続けに3本ほど打ち合わせがあったのだが、途中自分が発言した時に変な空気になってしまった。個人的に言ったほうがいいなと思ったから発言したのだが、あー変な空気になってらあ!と。途中で話すのをやめるわけにもいかず、突き進んだことに落ち込んでいる。想像の中の私は、もっと流暢に語り、共に参加していた人たちを唸らせ、一目置かれる存在になっている。しかし現実はどうだ。自分に過度な期待をして、その期待との乖離に愕然としているではないか。何が流暢な語りだよ、何が一目置かれる存在だよ…
そんな感じでうなだれながら帰宅する、空から無慈悲に冷たい雨が降っている。
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帰宅して海秋紗さんの日記を読み、あまりのドキュメンタリーに拍手喝采。繋がるように先日書かれていたことも思い出した。
何年か前から心掛けているのは、後悔しないよう「行動」すること。
若い頃は、目立つことが嫌だったり、お節介、出しゃばりと思われるのでは?と慮ったり、自分には関係ない、と思ったり、そもそも自信がなかったり、遠慮や躊躇で、やった方がいいのでは?と思ったことも、行動を起こさなかったことが多かった。でもそれは必ず後悔する。後悔だらけの人生だ。
いい年になって、もう後悔を増やしたくないので、やるべきと思ったことはやることにしている。
今日の私は「行動」した。たかだかある一日のうちの小さな出来事だったけれど、「行動」した先にあるからこその、悔しさであり、やるせなさである。相手から思った反応を得られなかったが「行動」したことに後悔はあるか。ないな。
今日の私の行動は、発言は、失敗だっただろうか、って立ち止まる日がきっとまたくる。そのときはやっぱり海秋紗さんのこの日記を思い出すと思う。私が心の中に持っている大切な言葉ボックスに日記の文章をしっかりと追加して、丁寧に箱の蓋をパタンと閉じた。
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