ordinary days
今週観た映画。 オードリーヘップバーンから、Charade (1963) My Fair Lady (1964) どち...

Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2025年11月16日
雨の週末。けっこうな大雨で気分が滅入る。
ルナとソレは、お家のなかであんまりケンカせずに過ごせるようになった。ソレが距離感を理解できたみたいだ。2mくらい離れた場所から、3匹の様子を見ている構図がかわいい。
今日は朝から昼過ぎまでソフィの教会アクティビティ。親もとなりのスペースで集まって話を聞いたり、3人のグループに分かれて自己紹介をしあったりした。みんなわたしがなぜこの場にいるのか、という経緯に興味を示して聞いてくれた。
わたし自身は仏教徒だと思っていて、カトリックのコミュニティとの違いを感じたことや、この場ををどう捉えているかなど、つたないイタリア語ながらも少人数だから臆せずに話せた。最後は大人も創作アクティビティをして楽しかった。

今日の話では、こういう交流や対話を中心にしたコミュニティ運営はイタリアの教会でも珍しいらしい。むしろ、その特徴に惹かれた人たちが紹介やら人伝てに知って集まって運営されている教会らしいということを初めて知った。
日本と比べたらイタリアはだいぶ人との関係値が濃い人たちの国だと思うけど、それでもどんどん薄まってきていると感じるのだと、シルバーナという女性は話してくれた。ちなみに彼女はSalerno というナポリに近い街の出身。ローマ以南は、とっても人情味が厚くてもっともっとあったかいんだそう。
わたしはローマまでしか南は行ったことがない、って言ったら「あら、じゃあぜひ旦那さんと行ってみて〜」と薦められた。ベルガモはスイスに近い北イタリアだから、南イタリアには人同士が近い距離がまだ感じられて、全然違うらしい。要は、すぐに仲良しになれるってことらしい。
みんなで持ち寄ってランチをしてから、家に戻った。柴犬たちは穏やかに過ごせていたみたいでひと安心。
しかしどーっと疲れが出てまたソファでひと眠りした。5時間くらいずっとイタリア語でよくわからない中に居るっていうだけで、相当なストレスがかかってるんだなと実感。
でも前回と比べたらだいぶ慣れてきた。少しづつ話せる人や顔見知りの人が増えてきたからかな。わからないときに、夫以外の人にも惑わず聞けるというのは大きな安心感につながってる。
寝てる間にソフィがわたしの携帯でアカペラダンスを自撮りしていたらしく、いまになってこの日記の写真を探すときに気づいた。何度も練習して撮り直していて、削除のしかたは分からなかったみたい。知らなかった一面を見れたみたいで、試行錯誤プロセスが垣間見れて笑えたしかわいかった。

イタリア・ベルガモ/46歳