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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

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    朝8時のマンモグラフィーに間に合うように7:20に家を出る。夜中に道路が凍結してるか心配してたら、玄関を出たすぐのテラスが凍っていてちょいと滑ったけど、尻餅まではつかずに済んだ。

    道路には、夜間に凍結防止の塩が撒かれているのがわかった。うちは坂道のエリアだから、それでも用心してゆっくり20キロくらいで車を進ませた。

    大通りに出たらもう完全に大丈夫で、予定より早く病院まで着いた。10年前くらいに新築されたこの地域1番の総合病院。中はなぜかトロピカル調な木が植えられていて、さながらレジャープールに来たみたい。

    15分前に指定された受付の前に座って待っていると、おばさんがやってきて時刻通りに窓口を開けてくれた。イタリアでは絶対に開始時刻より早く開けてくれることはない。むしろ時刻通りって素晴らしいと思うくらい。

    そして終了時刻の10分前くらいには締まる感じがとても自由な働き方でうらやましい。ストレス感じるくらいなら、やらないって徹底してる人たちだ。お互いにやりやすくするために、プレッシャーとかを掛け合わないんだろうな。

    マンモグラフィーは去年初めて受けたけど、あんなに挟み込まれる感じだったのを忘れてた。グイグイっと最後に締め付けられて痛かったけど、イタリア語で痛いってどう会話したら良いのかわからず耐えしのんだ。

    途中から、検査をしてくれている技師のおばさんが「どこから来たの?」と聞いて雑談したけど、わたしが痛みを訴えなかったからやはりアジア人(日本人)は耐え忍ぶ人たちなのかと思っただろうか。わからんけど。

    たぶん、イタリア人なら検査中もベラベラ話しながらやると思うし、扉の向こうから話し声がよく聞こえてくるものだから。

    一番最初に検査に通してくれたから、滞在時間は待ち時間を除いて10分くらいで済んだ。これは素晴らしいオペレーションだ。

    テラスに凍った雪が残っていて、柴犬が朝陽を浴びながら闊歩。ソレはやっぱり楽しいみたい。まだ若い犬だからだと周りの人に言われた。犬も大きくなると、新しいことが少なくなっていって興味を失うんだろうか。

    わたしはたぶん人生で初くらいに真剣に雪かきをしたのが楽しかった。新しい発見だ。ソフィも雪で遊びながら、薄く凍ったところでやはり滑って尻餅をついてた。これも彼女にとっては初めての体験だな。

    レシーヘンちゃんのビスケット、イタリア国旗を発見してしまった。予想を裏切り申し訳なさが。ただイタリア繋がりってだけだけど。イタリアのお菓子は、だいたいが純粋に砂糖の量で甘さを追求する形です。それにエスプレッソの苦さをあわせて飲んでバランス取らせてる文化だと思う。

    なので、やはりバターのこってり感が欲しい時は、フランスや北欧、イギリスなどのお菓子があうかも?さらに美味しいお菓子はイタリアではお値段は判断基準として裏切らないとは思っている。

    書き手

    sophy

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    イタリア・ベルガモ/46歳

    ©30YEARS ARCADE