外出の日、私は本を読みたい
朝からお墓参りしてシバをいけたらお買い物へ。 目的は娘の今から用のパジャマだったのだけれども、途中GEOのそばを通り、 ...
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島縞
シマシマ
2025年12月4日
怖い場所に通うこと
「雨が降ってるんじゃない？」と娘が言うので窓を開けてみれば、たしかに降っている。
寒い寒い。
昨日よりは少しましではあるけれど。
今晩もストーブを焚いて、乗せたやかんでできたお湯を使ってコーヒー。
旅のお土産をつまむ、ゆるりとしたひととき。今日もいい日だった。
娘が3本目の抜歯。
今回の乳歯には銀歯が被さっていた。
前回、グラグラしていないけれど永久歯が横から生えてきてしまったものだから抜かざるをえなかったのがとても痛かったそう。
今日までの数日間、怖い怖いと言っていたけれど、しっかり通院することができた。
初めて鎮痛剤を飲んだ。飲むまで、痛い、でも飲みたくない、を繰り返した。
『お薬のめたね』を使って、錠剤を4つに割って、やっとこ飲むことができた。
そして、痛みも落ち着いてお昼ごはんを食べられた。
よく頑張ったよ。
乳歯が抜けて、永久歯が生えてき始めた頃の記憶などもうないけれど、奥歯がこんなにも抜けにくいものだとは。
怖い思いを抱えた場所へ、通い続けるってすごい。
今日でひらやすみも最終回か。
昨日は娘と一緒にみながら、「こんな風に言ってるのはもうきつい証拠だよ。辞めてしまいなよ。」と画面のひできに話しかける娘。
そうは言っても、その時になると辞められないのだよ、と私は心のなかで唱えつつ、ひできが仕事を辞めてよかった、とふたりで安堵した。
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書き手
ひらのあすみ
長崎県五島市／44歳
©30YEARS ARCADE
