日常は続く
野球部員たちの夏が全て終わり、少し虚脱モードだけど、ボーッとしているヒマはない。日常は回り続ける。庭のキュウリは毎日収穫...

風早草子
カザハヤソウシ
2025年12月10日
今日も骨折中学生を学校に送ってから在宅勤務。その前にランニング。ウミアイサの群れが今朝は森戸海岸で魚群を活発に追っていた。ちょっと遠いけどスマホで動画撮影。海上を舞っている白い鳥はユリカモメ。ウミアイサは海面近くを飛んで魚群がいる場所に着水と同時に潜水。動きの速い魚群を追っているのか、群れの後方になった鳥たちがどんどん飛び立って先頭に出てくる。フライング&ダイヴ。静止画では伝わりにくいダイナミックな雰囲気を動画でどうぞ。(笑)
妻は動けるくらいに体調は戻ったということで、朝から仕事を再開。無理は良くないのでは?とも思うけど、我が家はずっと「無理」がデフォルト。無理をしないと通常の日常生活が回らない。(笑)もちろん妥協と諦めは多々。きれいに整理整頓されたリビングを保つとか無理だ。最低限ゴミ屋敷にならないようにゴミを捨てるくらいが限界。ずっとそういう家であるためか、そういえば我が家の子どもたちは、ワガママを言ったり、駄々をこねる子が小さい頃から誰もいない。別に軍隊チックに育てているわけではないけど、親にワガママに付き合う余裕がないことがわかっているのだろうか?カーさんが作る食事やお弁当のメニューに文句を言う命知らずももちろんいない。(笑)子どもらしく自分勝手なワガママを主張することを封じられてきたのだとしたら、ちょっと不憫な気もするけど、まあ仕方ないかな。

今日は週に一度のリサイクルプラスチックゴミの収集日。先日、配布された町の議会だよりを見ていたら、こんなことが書いてあった。


現在、分別収集しているリサイクルプラゴミだが、結局普通のゴミと同様に焼却されているそうな。将来は資源化を目指している、というがどうなんだろう?うちの地域のゴミ処理は逗子や鎌倉と連携しているようだけど、色々混乱している感じ。
ゴミ問題とかリサイクルネタは、若い報道ディレクターが良く手を出す鉄板ネタなので、私も30年ほど前、ゴミ処理施設などずいぶん取材した。焼却炉から出るとされたダイオキシンが問題になっていた頃だ。当時はプラゴミというのは基本、燃やさずに廃棄場に埋め立てられていた。プラスチックは石油から作られているので燃やせばよく燃える。それを焼却炉で焼いていなかったのは、よく燃えて高温になり過ぎて、焼却炉を傷めてしまう、というのが理由だった。焼却炉の性能が低かったわけだ。焼却場の担当者は、よく燃えるゴミばかり突っ込むと炉が傷むため、そういう考慮をしながら普段から運転をしているということだった。だから水分が多い生ゴミ(ゴミの世界ではちゅうかい(厨芥)というのだけど)は、歓迎されていた。しかし、そもそも高温で完全燃焼?させれば、ダイオキシンとかも発生しない、という話だった。そんなわけでその後、ゴミ焼却炉は高温に耐えられるものに更新されていく方向になり、私たちが住んでいた渋谷区では紙ゴミとプラゴミの分別がなくなり、まとめて燃やしてしまう形になった。燃やして出た熱を有効活用することで「サーマルリサイクル」とうたっていた。でも、その後、引っ越した広島は相変わらずプラごみは分別収集だったし、今の葉山もそうだ。でも葉山は結局燃やしているらしい、と知った次第。そういえば、葉山は燃やすゴミと生ゴミは数年前に別収集になり、生ゴミは資源化するとしていた。資源化施設はこの夏に稼働を始めたらしい。ただ周辺自治体からの生ごみの受け入れをめぐって色々混乱している模様。まあとにかくゴミは色々大変だ。

神奈川県葉山町/58歳