30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    P.S.

    P.S.
    ピーエス

    師走真っ只中の水曜日

    水曜、ボーイ登校付き添いから出社して、S君が作業を始める9:00に先んじて共有フォルダにタスクを放り込む。

    S君がリモート勤務となって約2ヶ月。相変わらず頼もしいので頼りにしまくっている。

    午前中は軽井沢、北杜市、七里ガ浜の各案件を駆け足で少しずつ進める。昼には出かけねばならないので11時すぎに昼食を買いに出てデスクで食べつつメールを送ったりする。出かける15分前にとある連絡があり、急いで電話してお話したところでタイムアップ。新木場へ向かう。

    我々の仕事は多くの専門書とともにあるのだが、中でも使用頻度の高いものが数冊あって、そのうちの一つ、木造の構造計算に関する書籍が今年8年ぶりに改定された。4月の大きな法改正にも対応しており、その書籍の改定講習会へ。新木場駅前の木材会館の大ホールに100人?200人?そういう数の受講者が集まっている。その殆どが同種の専門性を持ち、同じ書籍を使って日々仕事をしていると思うと感慨深い。同種ではあるが同業ではないのも面白い。私のような設計者、建築の確認申請を審査する審査官、様々な数値を決めるためにそのベースとなる試験を担う技術者、その他、おおそらく研究者もいるだろう。

    休憩を挟んで約90分のレクチャーを2セット。大変ためになりました。大ホールの横からスカイツリーが見えた。1週間も経たないうちに2度スカイツリーを見るのは初めてかも知れない。

    新木場から2回乗り換えをしながら1時間強掛けて自宅最寄駅へ。お迎えには時間があるな、と思いつついつものステフレへ。PC広げて明日の打合せの資料作成。店主と少しお話して小学校へ向かう…その途中に「あ、今日のお迎え俺じゃないじゃん」と気づく。気づいたところで妻に電話したら家を出る前だったのでそのまま私がボーイをピックアップして帰ることにした。

    自分のことを師と称するのはおこがましいが、考えてみると毎年1講座に約50人、ひとつは20年、もう一つは5年なので「教え子」というのが既に1250人ほどいると思うと師なのかも知れない。笑 そんな私も他聞に漏れず慌ただしく走り回っている師走です。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/48歳

    ©30YEARS ARCADE