大きさに驚く月曜日
リビングの床に突如現れる次男の作品(?)危ないから撤去するが、その前に写真を撮った。 . 今週は少しバタバタしている1週...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年12月16日
いつものように長男を学童へ迎えに行く。出てきた時の表情を一目見てすぐに「何かあったな」ってわかるのは、母の特殊能力だと思う。別に泣きながら出てきたとかじゃないけれど、ママには隠せないよ。
自転車に乗せ「何かあったの」と聞くとメソメソ泣き始めた。家に帰ってから「話してみなよ」って聞いても「話したくない」と話さない。何度か聞いてようやく、調子に乗って遊んでいて先生に怒られたこと、一度怒られて反省していたのに「笑ってる、反省していない」と言われて更に怒られたことを話した。
怒られた理由は自分としても理解していて、本当に反省していたのに「笑っていて反省していない」とみなされたことが悲しかったのだと。
ここで母として私は何を伝えるべきなのかと頭がぐるぐる回る。正解がわからない。とりあえず「それは嫌だったよね」と共感を伝える。
長男はおそらくはじめて「近しい人に誤解されて怒られる」という経験をして、ショックを受けている。でも人と人、誤解や理解が及ばないことってあるものだ。そして無慈悲かもしれないが「人」は「自分」じゃないから、根本的に変えることはできない。
長男がしっかりと反省したならそれでよし!引きずるでない!と思い
「ママは少しだけ長く生きているから、こういうこと(大人はそれを人間関係と言う)でうまくいかなかった時、どうすればいいか2つ授けたい。」と伝えた。
「ひとつは、自分が安心できる相手に嫌だった気持ちを話すこと。話すことで、嫌な気持ちを抱え込まない。あなたには共感やアドバイスをくれるであろう味方がたくさんいるんだから。」
「もうひとつは、美味しいものを食べること。
そういう時こそ 食べるべし、
明日の自分に 差し入れだし、YO!YO!」
とラッパーのように伝えたら少し笑った。
てことで今晩はなんでもない日のピザパーティー!こういうときのピザは正義だ。食べながらノリノリの音楽をかけて、三人で身体を揺らしながらむしゃむしゃ食べた。
食べ終えた時に「気分どう?」って聞いたらだいぶ上がったと。「ぬっちゃんにはママとつむ(弟)っていう味方がいるからね」と言ったら「ありがと」って素直にお礼を言ってくれた。
子どもの感情に起伏が起きた時、親としてどうするのが正解なのかいつも悩みに悩んでしまう。でも、できるだけハッピーな親でいたい。何かにぶつかった時、母はぽんこつな自作ラップを発表しながらピザを食べていたって笑って思い出して欲しい。
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