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    悩みのタネに水をまく

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    ナヤミノタネニミズヲマク

    おわりははじまり

    12月19日(金)、サロン谷口の最終開催日を迎える。
    今年の2月から西荻窪・猫の髭の定休日である火曜にはじめて10ヶ月、暦としては短いものの、居心地のよさから愛着は深い。
    それは猫の髭を営む高安さんの懐がひろさが形になり、雰囲気をつくりだしているような気がする。

    最終日盛大に終わるというよりは、いつも通りひっそりとやろうという気のもちようだった。
    今日は社会人になってからの友人、わたしの親戚などが来てくれた。いろいろな時期・関係性の知り合いが一同に介してはなしをしている光景は不思議だ。即興の希少性が一段と高まり、思いのよらない話題や共通項につながり面白かった。
    みなさんが帰ってひとりになったとき、達成感というよりはちょっとした寂しさがあった。場をつくるというのは、やはりわたしのくらしの中にあったほうがいいということなのかもしれない。

    友人が最後撮ってくれた写真のわたしは、なにか企みを含ませて散っていく悪の組織のようだった。おわりははじまりなのだ。

     

    余談のタネ:
    商店のみなさま、あたたかいお言葉ありがとうございます!ロンドンからお店の前まで巡礼いただいた恩もいつか何かしらで返したいです。

    余談のタネⅡ:
    サロン谷口についての深ぼるアーカイブはこちら

    前日譚開催初日の記録サロンについて考えていた記録

    余談のタネⅢ:
    もうひとつの活動拠点である茗荷谷の週末喫茶店谷口も12/27,28の開催をもって活動休止になりますので、
    歳末ですがタイミングあえば是非お立ち寄りください!フライング年越しそばを今年もやって納める予定です。

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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