「送電停止予定日のお知らせ」
忙しく仕事をしていた昨日の夕方、兄からLINE。母から兄の奥さんに電話があり、電気が止められてしまうと騒いでいると。実家...

風早草子
カザハヤソウシ
2025年12月25日
山口から連絡。行政にアクセシビリティについての要望があり、我々にも意見が求められている、ということ。現状の仕組みやルールは知っているが、過去の歴史や経緯はプロジェクト内で引き継がれていないので、迂闊に回答できない。バリアフリーとかアクセシビリティは、今日的には絶対に軽視できない話なので、対応を間違えると炎上する。
ただプロジェクト内に資料がないので詳しいことは・・・というのが、実情だったのだけど、ここで例の、国会図書館デジタルコレクション。個人的には今年最大の収穫かも。要望に含まれていた関連キーワードを入れると、過去の文書がゴロゴロ出てくる。書籍はもちろんだが、行政文書、自治体の報告書、そして福祉の専門雑誌の記事とか。この手のものは基本的にオンラインで本編が読める。そして検索すると、書籍名の下に、キーワードが出てくるページが表示されており、クリックするとそのままページに飛べて内容が読める。本編は書籍を撮影した画像だが、その画面上にちゃんとキーワードの場所を示すマーキングがされている。そして必要なページを指定すればPDFファイルを生成してくれる。マジで神。おかげで1990年代初頭からの、この問題の歴史や経緯がつぶさに分かる「古文書」を大量にサルベージできた。

ただ、痛し痒しのところもあって、これを知ってしまった以上、これまでは「調べられません」で済ませていたことが、それでは済まなくなる。何かあるたびにこういう古文書発掘を私がするのか?と思うとやや苦笑。でも情報は力なので、このツールを手に入れ活用術を磨くことは、必ず自分の身を助けてくれるはず。私は基本的にchat GPTなどのAIを信用していない。というか、怖くて信じられない。致命的なのは、回答の根拠となる元情報を明示してくれないところだ。「回答の論拠はこの論文です。」といちいち明示してくれればいいのだけど、それがない限り、評価のしようがない。逆に世界中の学術論文だけを読んで、その中から引用回数が多い論文、より新しい論文を優先して回答し、その元論文も示してくれるようなアルゴリズムのAIがあれば、信用してもいいと思うけど、そういうのも、すでにあるのだろうか?AIのディープラーニングは中身がブラックボックスという認識だったけど、最近は変わってきているのかな?こういう知識は意識的にアップデートしないとすぐ浦島太郎になってしまうから大変だ。
さてクリスマスイブ。なぜかこんな押し迫った日に、改訂文書の取りまとめミーティング。なぜ今頃?という感じだが、一応、これで年内の区切り。プロジェクトの停滞とは別に、年明けも全国支援はあるのでそのスケジュールの把握と調整。

イブの渋谷は浮かれている。ちょっとはクリスマスっぽい酒の肴でも買おうか?と思ったけど、デパ地下はどこも混雑。チキンレッグとかに行列。結構高いけどクリスマスだしそんなもんだろうな。ローストチキンは我が家では丸鶏って安いし手間があまりかからないので、節約手間少なめ料理という位置付けなので、街で高いチキンを並んで買う気にはならん。
帰りの電車でFBの思い出を見たら、9年前の投稿があった。我が家、サンタが来るのは4年生までで、5年生になるとファンタジーはおしまい。ただ長女、長男はサンタ卒業しても、小3次男と年長双子にはサンタが来る。そして上の二人の枕元に朝、プレゼントがないと、弟たちが不審に思うのでは?という話で、イブの夜に妻が上の子たちを連れて買い物に行っていた。たぶん買ったのは、通学用の靴とか、水筒とか実用品だったはず。待ってる下の3人はコタツでゲームをしていて、このイブの夕食は天ぷらだったらしい。(笑)

子ども5人のプレゼントを用意していた頃は大変だったけど、今は平和なクリスマスイブ。今日も双子は塾の冬季講習。双子1号ももう自転車に乗れるようになったのだけど、今日は雨だったため、妻の仕事を手伝いに来ていたSakiさんに送ってもらったそうな。ということで、少し酒を待って車で迎え。

夕食はピザ屋のサンタをしている長女が買ってきてくれたピザ。彼女のおすすめメニュー。美味しかった。お疲れ、そしてメリークリスマス!
おまけ。大変だったけど、子どもが小さかった頃のこういうクリスマスも楽しかったと思います。


神奈川県葉山町/58歳