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    島縞

    島縞
    シマシマ

    海に沈む夕日を眺める

    とうに13時を回った頃。
    あっという間に今日が半分終わっていることにビックリしてカーテンを開けたら、これまた春のような陽気にビックリして慌ててあちらこちらの窓を開く。
    そうして、お掃除ロボ起動。今年のホコリを今年のうちに吸い取ってもらうことに成功し、ひと安心した。

    明日はそばを打ち、餅をつくため、実家に。
    29日はお正月準備をしない、そんないいつたえか、迷信か、そういうものを母は案外守るほう。
    普段はかなり適当だけれども、そういうのは守る。
    昼間やお盆過ぎて16日はお墓にいくもんじゃない、とか同じく盆過ぎ16日は地獄の釜が開くから海に泳ぎに行くもんじゃない、とかそういうのを子どもの頃から当たり前のように言われてきた。
    だから、そうしなきゃとかそうしたいとかではなく、自分の体の中にそういうものが身にしみている感じ。

    できたての餅と、ぜんざいが食べられるのが待ち遠しい。

     

    夕方、ギリギリのタイミングで海に沈んでいく夕日をみることができた。
    31日にもみれたらいいけれど、今のところ曇り予報だから、これが今年最後の沈む夕日の姿になるかもしれない。

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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