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    島縞

    島縞
    シマシマ

    当たり前じゃない、年末の恒例行事

    海秋紗さん、写真もない「鳥の大群」の言葉にご回答いただけて嬉しい!
    ありがとうございます。
    そういえば、この時期だけ電線に大量のカラスがとまるのを毎年見ていて、ただ「不吉⋯。」とだけ思っていたけれど、そうか渡り鳥だったのかも。
    今度は、検索して知ったくちばしやおでこの特徴が一致しているか、よく見てみることにします。

    そんなミヤマガラスかもしれない鳥が、今日の実家からの帰り道、交差点を左折した際にフロントガラスに落とし物をした。
    朝、父に洗車に持っていってもらってワックス洗車してもらった、そのフロントガラスに。
    年末、運がやってきた、ということにしておく。

     

    実家には、年末恒例のそば打ち・餅つきの手伝いに行ってきた。

    地元のそば、出汁が甘めで具材もたっぷり、お店が売り出したこともあり他の地区からわざわざ買い求められるものになっているらしい。
    当たり前に思っているものは、他からするとそうではないんだな、と思ったできごと。
    そんなそば打ちも、餅つきも、両親が元気なればこそ。
    娘や甥っ子にも経験させてあげられるのも、両親がいる間だけなのかもしれない。
    けれど、終わらせてしまうのももったいないようにも思う。

    この、年に一度の行事に必要な道具はいろいろあって、それを所持するのも、置いておく場所も行える場所も必要で。
    田舎の当たり前を続けるのは、それが当たり前にあるから、だけでは続けられないんだよな、を目の当たりにした一日。

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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