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    わたしのレシーヘン

    わたしのレシーヘン
    ワタシノレシーヘン

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    テレビのうしろ、配線がからまって、ホコリがたまって、でも見えないところだからと見て見ぬふりしがちなところに着手。自分の家のテレビのうしろは見て見ぬふりしてきたんだけど。窓ガラスを拭くついでに吹きあげた。

    なんで、実家だとできるのか?って昨日からちょっと考えていたんだけど、答えは単純。「すごくきれいになったねー!」とか「ありがとう」とか、感謝&称賛してもらえるから。あともうひとつ、日頃の家事をしなくてもいいいから、余力があるというのも大きい。

    自分のおウチだと誰も褒めてくれないから、やる気が出ないってもん。逆に考えれば、家族の誰かが何かをやってくれたときは「それくらい、やって当たり前じゃん、いつも私がやってるんだからさー」とかでなく、感謝と称賛のことばと贈るべきなんだろうね。その日常から離れると、わかる。

    自分が自分の家にいるときの感じ、なんなんだろう。緊張感?使命感? とにかく、実家にいるときよりも、小さくて厳しい人になっちゃうんだよね。

    テレビ裏の配線のごとく、自分の中で絡まっているアレコレを解いていこうかと思う。絡むことで、余計の力がかかっておかしなことにもなるし、その絡まり部分に埃もたまる。一本一本であれば、おそらく拭き上げるのも簡単。

    完全に昨日、読み終わったの影響。タイトルにある「からまる」という言語化が最高だなと思っていると、ラジオから「みんな言語化、言語化、言いすぎて、そろそろ言語化ハラスメントとか出てきそう」と話してるわ。

     

    いつもは大晦日に、義実家に移動していたけど、今年は義母から「わざわざ来なくていいよー実家でゆっくりして」と言われたので、移動なし。このまま実家で年越し。

    そう言われたときは、一瞬寂しさみたいのも感じだけれど、行かなくてもいいと思うと、実家でこうして色々できるし、気持ち的にもすごく楽だ。お義母さんと関係が悪いわけではないけど、それでも、移動したり、ペースを合わせたりはあるものね。今年はいいらしいと聞いたパンツをみんな(義母、母、私)おそろいで買って、数日前に発送済み。

    三十年商店の書き手さん、読み手さん、みんな、よいお年を。

    書き手

    sakipomco

    sakipomco

    神奈川県逗子市/45歳

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