ホップステップしてジャンプ
土曜、午前中は現場にいって小作業をして、茗荷谷のお店に衣替えの準備(メニュー表を変えたりなど)をする。 午後、妻と自由が...

悩みのタネに水をまく
ナヤミノタネニミズヲマク
2024年12月28日
店を営む。年末メニューの年越しそばが一番注文された。冬になってソフトクリームの注文が少なくなったこともあるが、これは半年やってきたおみせのなかで快挙である。
日本食などソウルフードを手をかけてつくることで、届くものがあるのかと思ったりした。おじいちゃんおばあちゃん家で食べた味だと懐かしんでもらえたのが嬉しかった。ざっくりいえばアットホームな感じ、化学的にいえば無駄な調味料をいれていないという感じかもしれない。
なんてことを書いていたら、昔読んで感銘をうけた本「簡単料理は簡単か/有元葉子」の存在を思い出して本棚から取り出した。当時はあまり気になっていなかったかもしくは忘れてしまっていたけど、再読するとおだしについて言及されていて、繋がった。
シンプル=簡単と言ってしまえばそれまでなんですけれど、本当にそうだろうか。手間がかかるわけでもない、難しい技術が必要なわけでもない料理こそ、食材選びや食材の扱い方、そういうところに気をつけたいと私は思う。
