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    島縞

    島縞
    シマシマ

    ペコポコを折り続け、ペコポコが鳴り響く。

    何度寝したかもわからない朝。

    今日は頭があんまり動かなかった。
    母が急にやってきて、電気の使用量を確認するのを、ハガキからウェブに変えたい、と。
    変えたとしても、きっと確認は口座引き落としがあった際になるのだろう。
    でも、捨ててしまうだけのハガキを作ったり、送付したり、配達してもらったり、処分する手間を考えたら、もう必要がないだろう。
    ついでに、母が持っている片手で足りるほどのアカウントを管理。
    もしもの時のために、知っておくことが大切。
    私のものは、有料で管理しているけれど、それを伝えるためのものも準備しておかないとなと思う。

    娘が「一緒になにかしたい。折り紙しよう!」と。
    ペコポコ押せるものが作りたい、とYoutubeから情報収集。

    いくつか作ったけれど、複雑なものを作業中、次第に曇っていく娘の表情。
    だんだんお風呂の時間、と言うときにはふて寝を始めてしまった。

    起きるとものすごい不機嫌。

    いっときグスングスンしていたので、そばに寄ると本格的に泣き始めた。

    「イヤだ!イヤだ!」「暑い!!」

    まだ全ての感情を言語化できない娘が、自分の中のモヤモヤや不快を唯一表現できるのがこのふたつ。

    一時そばにいてあげると、拒絶していた態度がだんだん緩んでくる。
    少し涼しい場所で気持ちもクールダウンさせてあげると、「頭がいたいの。」と自分の状況を伝えられるようになってくる。
    ここまできたら、「折り紙、ちょっと難しかった?」と聞けば、素直に「うん。」と答える。

    ふたりで折り紙できたのは楽しくて、嬉しかったようで、今も横でひたすらペコポコなる箱を作り続けている。
    夢中になれるものがあるっていいね。

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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