在宅休日ワーク
仕事が佳境に向かっており、家に持ち帰ることにする。 色々事情もあり、今後在宅勤務を少し増やそうと思っているので、家用のモ...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年2月19日
京都の朝。

京都は子どもの頃は祖父母が住んでいたし、その死後も法事などでよく来ていた。そして学生時代を過ごした私の青春の街なので、勝手知ったるところ。ランニングに地図アプリは必要ない。まあ碁盤の目なので、誰でも迷わない気がするけど。七条通で鴨川まで出て北上して四条まで。学生時代、この界隈で馬鹿騒ぎをしたものだ。京都には結婚後も広島の行き帰りなど、墓参りで何度も来ているけど、一人で来て走ったりしたことはなかった。少し思い出が蘇りセンチメンタルな気分。

気持ちを切り替えて、ネクタイを締めて現場の京都府庁へ。京都のメンバー3人と合流。以前から京都府のやり方に少し違和感を覚えていたので、今日は現場でじっくり観察。やはり結構、古風だった。(笑)京都の若い男性担当者は、金沢の女性担当者と同期なのだけど、金沢の子とは対照的にteams上で私にとても多くの質問をしてくる一人。彼のパーソナリティだけではなく、府の業務のやり方にも原因があることが理解できた。今回は金沢で仕入れた要注意情報が一件あり、まさか?とは思ったが、昨日のうちに京都の担当者に伝えてあった。そしてそこから府にも情報共有してあった。フタを開けたらその「まさか」だった。関係者一同、心の準備ができていたからか、まあ特に混乱はなかったようだ。
PCを立ち上げて、雑務をしながら会を傍聴していると、金沢の同期からチャット。「京都に泊まるなら今夜は⚪︎⚪︎とご飯食べなよ!私から連絡しておくから」と世話を焼いてくれる。母か姉のようだ。(笑)でも、ありがたいことだ。⚪︎⚪︎女史は現在大阪勤務だが、京都が好きで京都から通っているということ。程なく本人から連絡が来て、行きつけのおばんざいの店を予約してくれた、ということ。ほんとにありがたいな。彼女らとは数年前、同じ部署で仕事をしていた時期がある。私が総合調整みたいな役割で、彼女らともう一人女性の同期が、3人、それぞれのチームの長をしていた。若い頃からよく知っている関係なのもあるけど、私が躊躇なく火中の栗を拾いに行って問題を処理するタイプなので、彼女たちから一定の信頼をされていた。そういうこともあるのか分からないけど、優秀な同期女史たちに世話を焼いてもらえるのは幸せなことだ。
京都のメンバーの2人は府庁まで自転車で来ていた。そのため終了後、事業所まで、私よりはかなり若い京都の女性管理職と二人で20分ほどの道を歩くことになった。「お昼だし、おうどんでも食べて行きませんか?」と言われて彼女の馴染みのうどん屋へ。まるでデートみたいだな。(笑)京都のあんが乗った熱いうどんを食べながら、1月の業務のことなどを聞く。職種もバックグラウンドも違う人間が同じ業務を全国でやっているので、実はこういう機会はとても貴重だ。
そのあと、京都の制作メンバーに集まってもらってミーティング。地方は忙しいのだけど、私のDXの恩恵を十分に実感してくれているので、好意的。まあ1月の私の死にそうなほどの働きは関係者全員がteams上で見ていたので、それなりに地方に行くと敬ってもらえる。(笑)今回は、私が抱いていた疑問の答えがいくつか判明する有意義なミーティングだった。

色々こちらの環境でテストしたいこともあるので、今日も京都泊。ただちょっと時間が空いたので、地下鉄で岩倉まで行き、祖父や先祖の墓がある寺へ。線香をあげてお参り。風が冷たくて人気がない平日午後のお寺。卒塔婆がガタガタ鳴る音が響いていた。

件のおばんざい屋さんはおばあちゃんが二人でやっている店。一見ではちょっと入れないかな。こちらも久しぶりの同期女史。しばらく前に病気をして今は酒は止められているらしい。お大事にしてほしい。それにも関わらず付き合ってくれてありがたい。おばんざいはどれも優しい味で美味しかった。

小さいお店で客は馴染みの女性客ばかりだったが、しばらくして外国人の若いカップルが戸を開けた。食事をしたいようだが、おばあちゃんが少し困っていると、同期女史がすかさず流暢な英語で助けに入って、二人は無事に席について注文ができて喜んでいた。同期はしばらく二人と雑談していた。デンマークから来ているそうな。国際畑の仕事はしてないはずだけど、当たり前のように英語が使えてカッコ良い。そういえば、金沢の同期も、駅で昼食を一緒にとって職場に戻る途中で、私がインド人らしい5〜6人の旅行者にホテルの場所を尋ねられたら、すかさず割って入って、そのホテルの行き方を英語で丁寧に伝えていた。私ならホテルの場所を知っていてもそうはいかないかな。(笑)同期女史たち、みんな優秀で男気もあってかっこいい。

神奈川県葉山町/58歳