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    島縞

    島縞
    シマシマ

    夕日がきれいだ、と思える余裕のある一日の終わり

    大人になってからの読書は、好きな作家さんのものを追いかけてばかり。
    若い頃のように、あれもこれもと新しい世界をノックすることが、冒険することがかなり減ってしまった。
    新規開拓するとすれば、知ったひとが紹介しているものだったりして。

    今日は、最近読んでいない作家さんの本を読もう、と図書館で4冊見繕う。

    鳥羽さんの子育ての本を返却した。
    2年前に読んだものを再読したのだけれども、中学生の頃の嫌な記憶がどんどん湧いてきてちょっと辛かった。
    前回読んだときには、どうしたら子どもに寄り添えるんだろう、って子どものことばかりに焦点をあてて読んでいたなあ、ということにも気付かされた。
    繰り返し読むことは、こんな作用ももたらすのだなって思った。

    小説2、エッセイ6、ビジネス1。

    本はおうちに置いておきたいけれど、場所や金銭的なことから、図書館様々。
    新刊はすぐにお試しはできないけれど、五島にないものでも県立にあればお取り寄せできてありがたすぎる。
    背表紙をひとつひとつながめているだけでワクワクが止まらなくなって、図書館を出る頃にはおのずと笑顔になっている気がする。
    娘が暇そうにするのであまり長居はできないけれど、今度気持ちが塞いだときには出かけてみることにしよう。

    いつか小さくてもいいから、本をとまり木にして自分の時間に浸れる、誰かにとっての憩いの場を作れればいいなって、なんとなくずっと思っている。

     

    だんだんタバコ葉を植える準備が、始まっている。

     

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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