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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    veggies

    近くの町に、ボランティアで運営されているお店がある。

    教会がサポートしている八百屋さん活動みたいなものだ。ここで売られている野菜を作っているのは、難民としてイタリアに来て、住むところなどに困っている人たち(彼らは、主に黒人の若者)や、刑務所で労働を課せられている人たち。

    そして、売るのを手伝っているのは、リタイヤした70代くらいのおじさんやおばさんたち。

    イタリアは、カトリックの人たちがほとんどで、こうしたボランティア活動があちらこちらにある。そういう社会的な土壌が、とてもどっしりと構えられている。

    わたしがここで野菜を買うのは、こうした活動を支えたいとかいう崇高な気持ちからではなく、純粋に、新鮮でとっても美味しいから。

    9時の開店から少し経った時間に行ったら、「今日、初のお客さん〜」と言っておじさんとおばさんが出迎えてくれた。

    いつものように、ニンジンやジャガイモ、サラダ野菜など、必要な個数を言うと計ってくれる。それをエコバッグに入れてもらった。

    おじさんは「あんたはどこから来たの?」と聞いてきたので、「日本人です」と答えると、俺の娘が日本に旅行に行ったんだよぉと、うれしそうに話してくれた。

    こんな小さな町に、日本人が住んでいるなんてびっくりだ。とも。

    地域の一員として、こうして受け入れてくれることに感謝し、わたしも、日本を好意的に思ってくれている人たちに、日本から来たひとりとして、心地よいコミュニケーションができて良かった。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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