本オープン、ありがとうございます
このところ読めていなかった、皆さまの日記を読む今日は、島縞の本オープン日。 仮のロゴに、お祝いや新ロゴ制作中の文字が、な...

島縞
シマシマ
2026年3月24日
体調崩されている方々、ご家族の方々、少しでも早くよく、楽になりますように。
3世代散歩2日目。
昨日は微妙に咲きかけていてた山桜が、チラホラと開いて茶色ばかりのところに白が目立っていた。こんな日に限ってスマホは留守番。くう。変わりに目にしっかり焼き付けて帰ってきたら、商店に写真を見つけて嬉しや。五島でも、拙いホケキョが響き始めてます。
昨日から、島外へ出てしまう先生に、なんとか顔を見せられないかと気にして、とりあえずプレゼントを買ってはみたものの。今朝起きて、どうかな、手紙だけでも書けるかな。甥っ子が帰ってからは、ずっとひとりで寝ている娘の部屋をのぞくと、なんと起きてるじゃない。6時に目が覚めたって言うから驚いた。最近はお風呂もひとりで入っているし(母が脱衣所で門番みたいにしているけれど)、な〜んだひとりで抱えることなかったんじゃんって飛んでいきそうに身が軽い。お互いにできないと思いこんでいただけかもしれない。
そうして、大人が望んでいることだということを理解したうえで娘に、先生に手紙を書かないかい、と伝えてみた。何書いたらいいか分からない、と難色を示していたけれど、自分の手紙の書き方のこだわりを話し出し、宛名と自分の名前を書いたら、スマホで漢字の書き順を調べながら書いては消し、書いては消しを繰り返して先生への手紙を書き上げた。すごい。本当にすごい。
私も、娘のシール帳の真似してファイリングした不格好なファイルから、猫が家具の間で自由にしている姿の一筆箋を選んで、先生へこの1年間の思いをしたためた。
さあプレゼントとこれらの手紙を紙袋に詰められたから、あとは車で学校まで走るのみ。
なんだか渡せそうな気がしたら、色々やってしまいたくなった。
母がようやく処分する決心のついた、いついらっしゃるか分からないお客様のための布団や毛布類をゴミ袋に詰めるのを手伝い、ゴミ処理場の昼休み時間の12時に間に合うように実家を飛び出した。
無事に間に合った布団類は燃えるゴミ袋(大)6袋分、総量は30キロだった。
団地へ寄って、今日も残っている荷物を部屋と駐車場を何往復もして車に詰め込んだ。
先生の昼食が終わっているだろう13時に学校へ向かう。
もう生徒はいないだろうからと、せっかくだから正面玄関で先生を待った。先生に渡す紙袋を娘に持ってもらって。先生が来るまでの間、何度もお母さんが持ってよ!と自分が渡すのを断固拒否していたけれど、母も今日ばかりは逃げた。本当に嫌で辛かったら、きっと彼女は自分で持たない。私の望みを察知したのかもしれない。
そうこうしながらも、先生がやって来いば自分でプレゼントを渡していた。その姿に先生が感動して涙を流してくれたんだけれど、娘は緊張もあったろうし、戸惑いもあったろう。笑っちゃってて、なんで笑ってるのよって私まで笑ってしまった。
帰りの車の中、「お母さんの力弱いよね。本気出せば腕を振りほどいて逃げられたよ」と言うけれど、お母さんだって加減して腕を握ってた。その場から逃げようと思えば逃げれたのにそうしなかったんだよね、って思った。
ただ、親や先生のこうあってほしいをやってのけたのかもしれないけれど、それをちゃんと「あー嫌だった」と私に言えた娘がこの1年でたくましくなったなと思えた。
帰りは、娘の大好きなピーチティを買うために普段利用しないローソンに寄り、おにぎりとパンも一緒に。おにぎり2個でお茶が1本無料だったので、私はそれでほうじ茶をありがたくいただいた。おにぎりもお茶もたまらなく美味しかった。
散歩から帰ったら母はすぐにお風呂に入り、その間にふたりで日曜に買っていた娘のラナンキュラスと、私のサンセベリアを鉢に植え替えた。
私のは部屋に飾るって教えたら、「え、いいな。この花も部屋に飾りたい」と言われたけれど、娘の部屋は北側で花に必要な日光が足りない。そう伝えて、じゃあ玄関に飾って外に出る時いつでも見れるようにしよう、って場所を決めて置いてみたらとてもいい。「めっちゃいいじゃん!」とひとしきり喜んだら、来ていた三毛と遊んでくると猫の方へとひとりで向かっていった。

そして、今晩は夜のひとりお出かけどれくらいぶり⋯な感じで、島に1軒の古本屋さんで開催されている読書会へ参加。
古本屋さんのイベント、ずっと参加したかったのだけれども、娘を置いて参加する気にもなれず。実家でお試し暮らしを始めてから、実はひっそりとこの日の参加を目論んでいたのが叶った。
娘も母も、快く行っておいでよと送り出してくれた。お風呂に入る際には「え?夜出かけるの今日だったっけ?忘れてた。え?今日なの?」と心細そうで、いよいよ出かけるときも、車が見えなくなるまで外に出て見送ってくれた。のに、母ときたらスマホを忘れていた事に気づきものの2分で引き返してきた。
「ごめ〜ん!スマホ忘れてた!!」と玄関を開けて声をかければ、「ええ!せっかくいい感じの別れを終わらせたばっかりなのに、もう」って、面目ないです。
改めて、今度は車の窓を開けて「行ってくるよ」とタッチして、これまた見えなくなるまで見送ってもらった。
行く道中も、読書会のさなかも、帰りの道中も、いずれも満ち足りた時間だった。
楽しみにしていたものの、不安と緊張しかなくて、でも始まってみればものすごく楽しい時間で、そこをそう読み取ったのか、とかそうそうそこそこ!とか、ひとつの物語を通して人と繋がることはこんなに楽しいものなのか。
このタイミングで参加して、この本を読み、このメンバーで読書会の時間を共有する。そのどれもがなんとも言えないご縁が感じられて、帰ってからもしばらく興奮して、これを書いている今もやっぱり興奮しているみたいで、つらつらといつもの倍量の文章を書いてしまってた。
近頃は寝る前に読書をしているけれど、今日はこの興奮に包まれて寝ることにする。