疲れた様子で、ダブルピース作るのがかわいい
今日はもう、娘と猫が各々のポーズで同じベッドの上で寝てしまった。 寝入るまで同じ部屋にいて欲しいという娘は、私が横に転が...

島縞
シマシマ
2026年4月16日
モッコウバラの可愛さを意識したのは12〜13年前。おとなりに住む大家さんちとの柵にきれいにつるをのばし、黄色い小さな花がポンポンみたいでいっぺんに好きになった。商店に並んでいるのが可愛すぎる。
私が今日見たのはナニワイバラ。こちらは白の大輪。この時期、生け垣にきれいにのばしているお宅があって、毎回散歩で通る度にきれいよね、って娘と言い合った。そういえば、ちょうど一年前(正確には4月15日)のアイキャッチ画像にしていた。その時は、なんて名前なのか、つるに棘があるからバラっぽいなくらいの意識だった。
名前を調べようとも思わなかった。そうやって、やり過ごしていることが多い。
今日、お仕事で伺ったおうちのおとなりさんのお庭には、たくさんの可愛い花や植物がきれいに手入れされていた。
その境に咲いていたのが、ナニワイバラだった。一緒に作業した方と「この時期に咲いてきれいなんですよねえ」と話していたら、おとなりの奥様が庭に出てきたので、庭の植物たちを褒め、そのバラの名前を初めて聞いた。お話を聞いて、お庭がどうしてキラキラしているのかわかった。小学生の頃から大好きで、実家の庭も広く、その頃からさわっていたそう。好きにはかなわない。
作業休憩中、おとなりにはヤマボウシも咲いていて、ハナミズキの違いを話していた。
おとなりさんから「珈琲ゼリー食べませんか?」とごちそうになる。お持たせにできるようなカップとスプーンと、ポーションミルクまでついて、お盆に乗せてふたり分持ってきてくださった。久しぶりの青空の下、ふたりでおいしいを連発しながら食べた。
一緒にごちそうになった方は、食べながら「このおもてなし力、すごすぎません?」とお盆に乗せ、こうしてさりげなくやってくれるこのおもてなしに物凄く感動していた。それを聞いて、おとなりさんのおもてなしに感動しつつ、そのひとの感性にもほわっとした。ややもすれば、ごちそうになってラッキー、おいしい、ありがとうで終わりそうなところ。おとなりさんのおもてなしがいかに素晴らしいもので、今の世代ではもうない気遣いだったりするところまで話が及んだ。
直接ひとと接するって、自然に他者の思考や感性を共有してもらえるんだな、と引きこもってた私は感じ入った。
そんな目上の方のおもてなし、実はもうひとつあった。
お世話になった方から、いちご大福を作ったから取りにおいで、と朝から連絡をもらっていた。
お仕事が終わってすぐに寄れば、顔を見たかったからって言う。この方の前では、幼い頃の私でいていいような、子どもに戻って甘えていいような気持ちにさせてもらえる。
おうちに帰ったら、娘と母と3人で10個あったのをぺろりと食べてしまった。「おいしいね、おいしいね」と言いながら。

口もおなかも、心も満足して久しぶりのちゃんとした散歩に出かけた。
さくらんぼと桑の実が小さく膨らみだした。