むしろらしい
昨日に引き続き、新年会のはなし。 居心地...
島縞
シマシマ
2025年4月25日
明日は法事で、仕事ができないって分かっているのに。
スッキリしたくてウズウズしていた、ダイニング横の和室(半・娘部屋)の模様替えに手を付けてしまった。どうしてもテレビ台に使っている棚を撤去したくて。
テレビを手放すことは、娘の断固反対によりまだまだ進められないが、その周りの環境は母の采配でどうにでもなる。ふすまを外した押入れ上段にテレビを乗せたら、空間は美しい長方形になる。
押入れにテレビを納めるには、そこに鎮座しているおもちゃの棚をどうにかせねばならない。ここにあるのは主にままごとセット。最近、遊んでいる様子はない。
これはいいタイミングだと思った。収納のダウンサイジング。
幼少期から一緒に「いる・いらない」をしていたから、娘もお手のものではあるけれど、使わなくても持っていたいものを手放す際は、大人がうまく誘導してあげるのが効果的。
最初は確実にいらなさそうなものから。
順に、絶対必要だろうというものまでひとつずつ本人に判断させていく。
件のままごとセットは、思った通りいる判定。さあ、どうやって覆そうか。
ままごとセットの中でも、いらなさそうなものから攻めていく。そうすると、やっぱりいらないかな、ってなってくる。しめしめ。ひとつ崩してなし崩しに。子どものいらない決断は見習いたいほど。
ガチャのミニチュアセットと、タイマー付きレンジ、バーベキューセットだけを残し、手放しに成功したヽ(=´▽`=)ノ
おもちゃの棚も共に手放し。より小さなテレビ台を、押入れの収納に活用。
ぬいぐるみや小さなフィギュアたちは、娘が大好きなものたちだからどれだけあっても置いておく。
こうして母の思惑通り、娘のものは全てテレビとともに押入れに吸い込まれた。娘も大満足の模様替えとなった。
その後、支援級の先生からお電話をいただき、これからお手紙を届けるので提出書類をポストに準備しておいてください、とのこと。
新年度の書類、実は先週も取りに来ていただいたのに、電話の直後に別のことをしているうちに失念、気づけば約束の時間を15分回っていて、慌ててポストまで降りてみたが既に先生からの届け物が入っていた。
二の轍は踏むまいと電話を切ると同時にポストに入れた。それが外に出るきっかけとなり夕方の散歩へ。
模様替えで気分一新のふたり、いつもと違うことがしたくなり川の近くまで降りることにした。
いつもは上から降り注ぐ太陽の光が真横から注がれて、植物たちも違う表情に見える。
途中見つけたかっぱの石像がどうして瓶を持っていたのか、その中の水は何に使われるのか、娘がゲゲゲの鬼太郎で得た知識を駆使して伝えてくれる。
いつもの公園、車道からの風景を今日は中から堪能した。
空には最終便のひとつ前の飛行機。
あと少しで団地と言うところで、誰かが立ち話をしている。
人見知りだからさぁとしゃがみこみ、去ってから立ち上がるつもりでいたようだが、それはきっとだいぶ先の話。
遠回りしよっか。車道に再度出て回り道。
ポストには先生からのお手紙と学校に咲く花が届いていた。先生の寄り添う心がとても温かく、白い花の寄り添う姿がとても愛おしくて。
西の窓のグラデーションと一番星に、束の間ふたりでうっとりした。